メシヤ講座・三重 第94号 平成27年8月度

○『『主神(エホバ)様)』直接の御啓示』
(先生)
本日は『文明の創造』353頁です。研鑽資料は87頁ですね。
『宗教改革』ということを進める上で、仏教を学んできて、そして、キリスト教は非常に短いものであったのですが、この『経と緯』という御論文で纏めていただきました。
この纏めていただいた所を拝読いたしますと、改めてこの『文明の創造』のタイトルの右肩に掲げております『『主神(エホバ)様)』直接の御啓示』という言葉の意義が、ヒシヒシと伝わってくるものであります。
(先生)
先月、三重支部のメシヤ講座で取り上げさせて頂いたように・・・、千葉工業大学の研究チームが様々な実験をして、やはり恐竜を絶滅するためには、隕石をメキシコのユカタン半島にぶつけない限りは、絶滅させることができなかった。ということを実証してくれた論文を三重支部でアップしてくれておりましたので、それを改めて読んでいきますと、地球が45億年位前に科学的にはできたとして、そして、それが、地殻変動をずっと起こしながら、大陸が幾重にも変形しながら、伊豆半島は遙か彼方から陸地が移動してきて、伊豆半島が出来たと言われております。

○千葉時代
(先生)
3日か4日前に、千葉の方で重大なニュースが流れていたのを観て頂けましたかね?
「観て頂けましたかね」っておかしいけど(笑)、ゴールデンスパイクを打ち込んだというニュースは観てないですかね?
丁度先月取り上げた、ネアンデルタール人に人類の祖先から枝分かれしたよりもうちょっと古い時期に、ネアンデルタール人が出てくるということは、地球上には飛躍的な変化が起きたわけなのですけれど、丁度北極と南極が入れ替わって、現在の北極と南極になった時期が大体77万7千年前と言われているのです。
その地層が千葉に残っていて、そこに40人程の国際地質学者が日本の研究者に連れられて、そのゴールデンスパイクを打ち込んで、後イタリアに二ヶ所打ち込んだところがあるので、これから1年検討をずっと重ねて、来年千葉の方がその地層としては有益だという風に決まれば、そこがその時期の地層として確定するので世界史の中に「千葉時代」というのが記されます。
所謂ジュラ紀とかそういうのが言われてくる中に、日本の千葉の市原市の方がその時代の地層を探るには明確な所だとなったら、そこが年代では千葉紀、千葉時代となるので、この人たち(参拝の子供たち<園児、児童>)が世界史を学ぶ頃には年代区分の中に千葉時代出てくるでしょう。ほとんど横文字の時代区分の中に千葉というのが出てくるのです。
(先生)
千葉県というのは今までメシヤ様が御神事を執り行われた鋸山の事とかが、意識の中に有りました。先月は千葉工業大学が偉い研究をしてくれていると分かり、3~4日前はその千葉時代が世界史に残っていく可能性があると、しかも北極と南極が入れ替わった時期ですのでね。
そうした時代区分が地球上で起きて、その後、〝飛躍的に精神性を高めた人類が出てきたのかな″っていうことが推測できる訳です。しかし、このネアンデルタール人は3万年前にこの地球上から消えておりますので、謂わば絶滅したということになってきます。

○悪は無用の長物となる。気付かなければ『自然淘汰される』
(先生)
絶滅したということを考えて、先月拝読したところを見ていきますと、
『以上説いた如く、文化の進むに従って、必要であったものも不必要となり自然淘汰されるとしたら、最後に至って人間と雖も自然の法則から免れる事は出来ないのは勿論である。としたら人間に対するそれは何かといふと、勿論人間に内在する悪である。』
悪というのは『有害無用』となってくるので、悔い改めなければ『自然淘汰される』という風に書かれておりますので、そうすると、〝そんなことがあるのかな″っていう風に考えてみると、葬式まで執り行うようになったネアンデルタール人がこの地球上から消えております。謂わば絶滅した、と。そして、現在のホモサピエンスだけが残ってきてそれが更に進んできて現在の人間に成っているわけです。
主神様の執り行われる御経綸の、この地球全体のことを考えていくと、この御経綸の下に進んでいけばそういうことが有り得るということです。そういうことが有り得ないためにメシヤ様の神力によって浄霊力を授かって、この浄霊力の奇蹟で以て、神様の実在を認識して、そして悪が『有害無用』であるということを人類が認識しつつ改めていかないといけない、そういう時期を迎えている訳ですね。

○〝薬毒と精神病を絶無にするように御神業を一層進展させて頂きます″
(先生)
それで、昨日(8月6日)は8時15分には黙祷されたと思うのですが、原爆が広島に落ちて、大変な悲劇的なことが広島市内で起きたのですけど、この戦争の原因は『薬毒による精神病が原因だ』とメシヤ様に御教え頂いております。それと同時にこの原子爆弾が出たことによって、『戦争を起こすことが不可能な時代に入ってきている』という御解説です。
昨日の祈りというのは、広島で原爆の犠牲になられた方々というのは、戦争の犠牲者というのは通常の不慮の死よりも罪が軽いと言われておりますので、割と早く供養によって救われていると思いますが、〝一層その方々が救われますように″というお祈りと、その戦争の原因である〝薬毒と精神病を絶無にするように御神業を一層進展させて頂きます″というのが我々の祈りである訳なのですけれど、そういうことを昨日は思いながらこの『文明の創造』を拝読するが故に、私たちの使命の大きさを実感したところであります。

○脊髄を真っ直ぐにしてその上に頭が乗っかる。
(先生)
もう一度遡って600万年前に人類がこの地球上に初めて誕生したときのことは、色々な本で読んでいると思いますけど、アフリカの山の上から草原地帯に降りてきたときに、現在のチンパンジーに繋がるものと、人類に繋がるものとに分かれた、と言われております。
その分かれ道は、降りてきたときに手をついたまま歩行したものがチンパンジーになって、現在まで来ていますけれども、二本足になったのが人間になっている訳ですね。前足に脳を乗っけると脳が成長し辛いので、後ろ足に脳を乗っけると、座っているとお尻に脳を乗っける訳なので、脳が成長したということですね。それと、後ろ足に脳を乗っけたということは、姿勢ということでは頭も乗っけているので、鼻で息ができるようになったので、それで言語を身に付けることが出来た。それが手をついているかついてないかの境目になっています。
(先生)
ですから、西洋の場合はそういうものが根底にあるので、子供たちを教育するときに椅子の座り方から教育していきますね。背もたれのここにお尻をくっつけて脊髄をバシッと伸ばして座らないと出世できない、ということ。日本の場合は、椅子の生活というものは昔ではなかったので、正座をさせて、お腹・・・、「お臍の少し下を前に出しなさい」が正しい正座の仕方だということを躾けていったわけです。
それは、全て脊髄が真っ直ぐになってその上に頭が乗っかるということは子育ての最重要課題だということを昔の方々は知っていたので、そうやって育てていた訳なのです。今小さいお子さん方が4人いるけども、姿勢が悪いときは「背筋を伸ばせ」ということをいつも言って、そういう子が結局出世していくわけなのでね。自分の子供を出世させたいと思ったら姿勢作りからしていかないといけないというのは600万年前からの歴史があるからなのだ、と。ただ単にお母さんがうるさいから姿勢を良くするというのではない。人間が進化していく過程から類推して「脊髄を伸ばしていく」という・・・。それから、口を開けて息をしていたら、絶えず親は注意して「口を閉じなさい」と、「鼻で息をしなさい」と。そういう風にしないと脳が発達していかないし、言語をキチンと習得していくことは・・・。
これから、まだまだ覚えることが一杯あるわけで、大学行くときには英単語を、今何万語覚えれば良いのかね?1万2千語?2万語位覚えんといかんかね?大学入試は・・・。
そういうことをこれから覚えていかないといけない。その覚えるときには必ず鼻で息をしておかないと覚えることができにくいので、口で息をしている子はそういう記憶力は伸びていかない場合があるので。そうしたことも600万年の人類の歴史の中から、人類が・・・飛躍的に能が成長した時を見つめていくと、そういうことを躾の中には入れていかないといけないということを併せて心に留めておいて頂きたいと思います。

○『天地の真理を知る上に於て、経と緯の意味を知ることが最も肝要』
(先生)
そういうことを確認させて頂いてまた、本日拝読させて頂いたところに目を向けていきますと、まずですね、
『天地の真理を知る上に於て、経と緯の意味を知ることが最も肝要である。』
ということですので、インドのバラモン教の中で達磨大師が面壁九年しながら坐禅を組んで天地の真理を知ろうとしたのですけども、天地の真理を知ろうとした時に『経と緯の意味を知ることが最も肝要である』とメシヤ様は仰っておりますので、謂わば、仏教が出来る前の修行の方法もここで纏めて下さっているという風に見て読み始めて頂ければ、有難いという風に思います。

○偏った考え方を結んでいくのがメシヤ様の教えを持っている教団の役割
(先生)
それから次の頁にいきますと、直感的に分かる経と緯の関係というのが、3行目から
『而もそれが想像を絶する程の密度であって。此事実として卑近な例であるが、人間が横臥すれば寒いのは、緯に流れてゐる水の精によるからであり、起きて経になれば暖かいのは、経に昇降してゐる火の精によるからである。』
ですから、今こうやって座っているとまだ下着は汗だくになっておりますから、このクーラーが効いている中で横になったら逆に寒くて咳が出始めます。それは人間の体感として分かってくるのは、この経と緯の関係からだ、と言うことですから、家に帰ったら実験してみてください。横になったり、縦になったり座ったりしながら、火の精と水の精の関係がまずは有るのだというのが体感的に分かって、その後に、仏教中心とする東洋の考え方は経の考え方なのだ、と。キリスト教をはじめとする、西洋の考え方は緯の考え方なので、緯の方は水のように広がっていくのだと。経の場合はその広がりがない。
しかし、それに偏しているために、現在の人類の問題は解決できないまま今日を迎えているのです。これからこの偏った考え方を結んでいくのがメシヤ様の教えを持っている教団の役割だということですので、ここは非常に考え方としては崇高なものなので、繰り返し繰り返しそうしたところを確認しながら拝読をしていって頂きたいと思います。
それが、355頁の後ろから2行目から読んでいきましょうか。
『即ち心は常に原則として経緯結びの中心に置くべきで、之を一言にいえば常識である。本教が特に常識を重んずるのはそういう訳なのである。』
ということですので、経緯結ぶということを絶えず念頭に置いて生活をしていかないと、身近なところでは家庭が幸せになっていかないということですね。

○『文明の創造』に添った起き方をしよう
(先生)
朝、夫婦で女性の方が先に起きると思うけれど、
(参加者)
ちがう、ちゃんと起きてます(笑)起きてます。
(先生)
偶々メシヤ講座をやるときはご主人の方が先に起きるだろうけれど、その時に仮に夫がいびきをかいていたらね、私は早く起きて準備するのに、まだ気楽に寝ているわ、と思って起きてしまうのが・・・、ここにいる人はそういう人は居ないと思いますが。(笑)
起きるときには是非に、ですね、この『文明の創造』に添った起き方をしていただきたい。どういう起き方かというと、地球が出来て、そして、地球が出来た直ぐ後に天体がぶつかって月が出来ると共に地軸が傾いたおかけで四季折々のそういうものを味わうことができるように、地球上がなったのですけれど、その四季折々の変化を一番感じることができる日本という、日本列島がある位置に生を・・・、生まれることができて、メシヤ様の御教えによって、経と緯の関係が分かって、その経と緯の関係を結ぶということが大事だということを教えて頂いた現代に生まれることができて、そして、メシヤ様と御縁を頂いているのだ、と。そんな仕合せな時代に私は生を受けているのだ、と思って目を開けて頂きたいと思います。
或いは目を開けたときに、このような素晴らしい時代に私は生を受けたのだ、と。そのように思ってパッと起きていただきたい。これが『文明の創造』を勉強している人間の朝の起き方だと思って下さい。しかも、それは知らないと、さっきのですね、地球の北極と南極が入れ替わったということも知らなければ、その地層の意味も全く判らないし、そういうことをひとつひとつ分かってくると、様々な・・・主神様が仕組まれたことが地球上では完成されてきて、最後に人間に地上天国を造らせようとして、最後に人間を作ってですね、そしてその人間の獣性、所謂悪は有害無用になってくる、その正に、その時期に自分はこうして生きていることができて居るのだ、と。
こんな素晴らしい時代に、私は生まれて、今日目が開いたのだ。というような喜びをもってパッっと布団から、或いはベッドから立ち上がるように、そういう起き方をしていただけるとですね、御神意に適ったそういう生活になっていくのではないかなって思います。

○『実に、神様の御経綸こそ、一糸紊れず洵に整然たるものである。』
(先生)
さっき途中までになったのですけれど、地殻がこう変動して、大陸が今のような形に段々となってきて、今の世界地図のような地形になったときに、メキシコのユカタン半島のその地層、地中に硫酸をずっと仕込むように全部土地を集めていてあの半島を造った訳ですので、そして6500万年前に大体地球上の地表が固まったので、大きい恐竜は絶滅させようと、そのユカタン半島目指して、直径10km~11kmと言われている隕石をそのピンポイントでぶつけてくるわけですよね。
その隕石はどっから飛んできたかということになると、何年かかって飛んできたかということを考えるとですね、彗星の場合は長い周期のものは2400年かけて一周してきておりますので、その場所から来たのか、もっと遠くからきたのかというのは、主神様が年数を遡らせて地球に向けて発射させているので、発射してきたのが何千年もかけて、丁度地球の自転のスピード知っているでしょ?秒速何キロか。宇宙ステーションは一秒間に7~8キロのスピードで地球は回っていますよね。地球そのものは、赤道付近は一周4 0000kmでそれを24時間で回っているというときに隕石が入ってきてメキシコのユカタン半島にぶつけないと恐竜は絶滅できないので、その絶滅をさせるために何千年前から天体を飛ばしているわけ。そして回転に合わせてそのメキシコにぶつけるというこの仕組みは、最後にですね、
『実に、神様の御経綸こそ、一糸紊れず洵に整然たるものである。』
この『洵に整然たるもの』は何千年前とかいうもののピンポイントまで、仕組まれているということですので、この一行の重みたるや科学が発展していくほど、この一文の重みというものは大きなものになって行くと思います。そうしたことを念頭に置いてですね、経と緯の御論文も今日から又、毎日拝読をしていって頂きたいという風に思いますのでよろしくお願いしたいと思います。そういうことを確認させていただきまして、いつものように確認やら質疑応答に入りたいと思いますので。
(先生)
(浄化者をご覧になり)大分痒そうだなって見ている(笑)、どうぞご質問を。
(先生)
ズッキーニの取り扱いですが、送料込だからね。10年以上自家採種したものです。北海道でこういうものができるようになった。
(参加者)
暖かくなったんですね。35度とか北海道で。ズッキーニは北海道で作りやすいそうですね。家庭菜園でもよく作っている。
(先生)
北海道も暑いですよ。北海道は一般家庭にはクーラーがないので、この前は勉強会暑かった。エアコンがなく、ほとんどストーブしかついてないので、個人の家は。まあ、岩戸観音堂の中は涼しいのだけど、それから移動して○○さんのところへ行ったらうだるような暑さだった。
(参加者)
定山渓集会所ですか?
(先生)
○○さんの家を「定山渓集会所にしよう」とこの前話し合って決めたので・・・。だから○○さんも自然農法の耕地を拡大していただければ、いくらでもはけますので・・・。自然農法ですれば。

○お盆について
(質問者)
『文明の創造』の内容ではないのですが、去年父が亡くなって、今年が所謂初盆になるのですけど、その初盆についてのメシヤ様の御論文、御教えというのはあるのでしょうか?
(先生)
初盆については特にない。ただ、盆の御教えに添って、初めてのお盆なので、丁寧にしてあげるということが尊いのではないか、と。
(質問者)
父が好きだったものとかをお供えしてあげるといいのでしょうか?
(先生)
ただ、それはお父さんの初盆で、○○家の先祖代々のお盆もしていかんといけないから、その先祖代々のお盆の慰霊祭の時に「父が亡くなって今年が初盆なので霊界の方で導いて頂きたい」ということを先祖に頼まなくてはいけない。
(質問者)
はい、なるほど。
(先生)
「お父さんにおいては、今年は初盆なので霊界生活は慣れたでしょうか?私は現界でメシヤ教信者として徳を積もうとしているので、それによって一層向上を許されるようにお祈り致します。」と、そういうやりとりをしていけば、お祈りとしてはいいのではないかと思います。
(先生)
お盆は京都の場合は8月13日~16日あたりとなりますが、初盆の礼拝としては善言讃詞を上げさせて頂いて、毎日朝晩にさせていただいたら良いでしょうか?
(先生)
大体1日お供えするものが決まっているでしょ?九州であれば、朝は盆団子をお供えして、昼は素麺を上げて、夜御馳走を上げると決まっているわけで。だから、夜御馳走をあげたときに善言讃詞を上げるというのがよいのでは、と。京都は何か上げるものは決まっているの?
(質問者)
京都は迎え団子や送り団子を供えるのはありますが、特に決まりはないように思います。できるだけ多くをお供えするように、果物とかお菓子とか、野菜。そして、お膳を夜にという感じです。
(先生)
九州は盆団子というのは決まった形があり、こういうふうに両側を押したひょうたん型の、両側からみてひょうたん型の、転がしても同じ形となるように、そんなきな粉をまぶして、それを毎日上げるから・・・。お供えが下がってきたら、子供たちはその盆団子ばっかりたべることになる(笑)。大変なのだけど・・・。
(参加者)
それって、きな粉だけで作るんですか?
(先生)
きな粉で。
(参加者)
団子を作って、きな粉をまぶして。
(先生)
きな粉でまぶしてあるので。甘くしてね。だから迎え火とかするでしょ?玄関で。
(質問者)
京都では迎え団子で迎えますね。うちでは迎え火は焚かないです。
(先生)
団子を目印に帰ってくる。
(質問者)
そうです。
(先生)
一昨日、その前の日に・・・、お亡くなりになった人の遺族がお寺から、盆の入は地獄の窯の蓋が開くから、地獄の方々がみんな帰って来られるからお盆は大事にしてくださいと、説法するくせに、「四十九日は盆と重なるんで、もう亡くなって三週、21日目で四十九日にしましょう」って。ふざけた話を聞きました。
そうしたら、「どうしたらよろしいでしょうか?」って。「それは四十九日まではキチンとやっていかんとあかんよ」って言ったら、兄の方でやるので、兄が喪主なので、兄はもう「いい」って言っているので、私からは「何も言えん」って。「それなら、自分の家でしょうがないから残りの日数をやってあげなさい」と言ったのだけれど、坊さんも何を考えているのかね。
(質問者)
五七、三十五日で仕上げするのもあるのですけど、今まで四十九日だったのだけど、五七、三十五日仕上げっというのが。
(先生)
それは意味を全然知らない坊さんたちが決めたのでしょ
(質問者)
なんでも3ヶ月に渡ってするのはいかんと、それでやるところはあります。
(先生)
だから、四十九日の意味は知っているでしょ?四十九を七で割ると七でしょ?
七が七回来ないと霊界人に本当になっていかないということで、そういうことで四十九日が出てきているので、それを三十五日で縮めていい訳がないので。
(質問者)
そのようになっているみたいで
(先生)
それは坊さんの都合でしょ。
(質問者)
坊さんの都合と喪主の都合と知らない人はね。
(先生)
そうだね。
(質問者)
勤めている人が多いので、大体土日みたいな感じで前倒しになる。
(先生)
会社の方でもね、そういう忌引というのはあるけど、四十九日間の間は七日毎に休ませるというような規則とかを作っていかんといけんね。社則というか、そういうのを提案しておいたらいいね。
(先生)
まずはご先祖にお願いして、それからお父さんにお祈りするという形で初盆はやってください。
(質問者)
わかりました。
(先生)
浜松は7月がお盆なのだけど、初盆は大変ですよ。七段飾りのようなものを設えて初盆やるので・・・、7月の13、14、15は浜松市内中真っ黒い服を着た人たちがこんなに動き回っている。(笑)
みんな初盆の家に顔を出す、ちょっとでも知っていたら顔を出さないといけないというしきたりがあるので、もう大変。さすがに男は上着を着ないけど、真っ白で黒のズボンを履いて行くし、女の人は黒のワンピースとか着てやっているから、黒だらけ。
(質問者)
志摩では「かさぶく」という傘を持って盆踊りの会場をぐるぐる回ります。
新仏を「何十何番誰だれの為に」と順番に言ってもらって、昔は墓でやってましたが、知っとる人がみんな寄ってきてくれて、代わってくれて。
傘の中に一杯その人のモノをぶら下げて、それを男の人が持って歩いて、女の人は後ろからうちわで扇いでずっとついて歩くんです(笑)。この炎天下。
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2000/00851/contents/032.htm
(先生)
あっそう。先月は丁度新潟から浜松に入ってきたときに、夜遅かったのだけれど、それでも大念仏やっている。初盆の人の所で。盆踊りをやっているのかなって思ったら、大念仏をやっていた、ずっと。だからああやってお亡くなりになった人の為にみんなでやるっていうのはいい風習だなって思うけれどね。
(質問者)
関東と関西でお盆が一ヶ月ずれてますよね。本来はどっちが正しいのでしょうか?
(先生)
暦上の問題なので、正しいとかはないので、最初に決めたときに了解をしてもらったんでしょうね。霊界に、この三日間だけは蓋を開けてくれ、という。だから、それぞれの決まった風習通りにすればよい、と。
(先生)
九州は旧盆なので大体8月がお盆。
(参加者)
名古屋くらいから西は8月みたいですね。東京は7月にやっていて、親戚とかも7月にお盆をやってます。
(質問者)
7月は新盆。
(先生)
そうそう、新盆。

○鼻血
(質問者)
子供が、鼻血がよく出るのですが、毎日のように。これはいいんでしょうか?
(先生)
うん、いい。この鼻のところと、後ろ頭の所をよく浄霊してやってください。鼻の中の粘膜が弱い場合も割と出やすいので、よく両方浄霊してやってください。ただ、頭良くなるやろう。学校の成績がぐっぐっと上がってくる(笑)
○慰霊
(質問者)いですか?
お墓のことで質問があるのですが、お墓の文字が何々家ではなく、南無阿弥陀仏となっておりまして、私は全然そういうことは知らなくて、うちが何故そうなんだろうなって、疑問はあってネットで浄土真宗調べたらそういうことだったんだと思って。かかられるのはどこだろうって。
(先生)
後ろに名前彫ってない?
(質問者)
横に彫ってあります。
(先生)
彫ってる。だから、その名前の彫ってある人はそこにかかってくるわけで。
だけど、将来は、自分たちの代になったときにはやっぱりキチンと○○家先祖代々之霊というところまで彫り変えた方がいい。
(質問者)
同じ場所に?
(先生)
南無阿弥陀仏を削って、そこに彫り込んだらいい。それか、一番上の石だけ取り替えればいいわけ。
(質問者)
そういうことが出来るんですね?
(先生)
できる。お父さんがね、「それでいいよ」って言えば、それで替えればいいし。
(先生)
御位牌は○○家先祖代々之霊位の位牌を一番に大きくして、おじいちゃん、おばあちゃんのお亡くなりになった人の順番で小さくしていくということはよく確認しながら作ってくださいね。
(質問者)
ちなみに仏壇の上には○○の部屋があるんですが、通常そこで子孫が寝泊りするのは良くないんですよね?
(先生)
良くないね。
(先生)
だから、要は「御教え通り行こうよ」って、ね。「御教え通り解決していこう」と。少なくとも仏壇の上にそういうものがあるといけないので、「そこだけは踏んだり、モノを置いたりしないような努力はしていきましょう」と、話し合いをしてみてください。
(質問者)
とにかく、真上には荷物を置かないように。ゆくゆくはそういう形に。わかりました。
(先生)
そういう風にしていってください。そうしたら先祖も喜ぶから、ね。
(質問者)
そうします。
(先生)
それでは時間が来ましたので。今月は、八月でもう直ぐお盆が近付いてくるので、それぞれのご家庭でお盆の慰霊祭をしっかり取組んで頂いて、そして、ご先祖に満足いただけるようなお盆を過ごして頂きたいと思います。そのことをお願いさせて頂いて、終わらせていただきます。ありがとうございました。
(参加者)
ありがとうございました。
以上