メシヤ講座・三重 第99号 平成28年2月度

◎世界救世(メシヤ)教教義 について
(先生)
本日は『祈りの栞に寄せて』の16頁を拝読して頂きます。
世界救世(メシヤ)教教義 (『救世』五三号、昭和二十五年三月十一日)
『抑々、世界の創造主たる主之大御神(エホバ)は、この地上に天国を樹立すべく、太初より経綸を行わせ給いつつある事を吾等は信ずるのである。これに対して人間を神の代行者とされ給うと共に、一切万有は人間の為に造られたものである。故に今日までの人類史はその為の準備工作に外ならない事を信ずるのである。従って、神はその時代々々に必要なる人間と、必要なる宗教を顕わし給い、それぞれの使命を遂行させ給うのである。
今や、世界の情勢は混沌として帰趨を知らず、この時に際し、主神は吾等の岡田茂吉教祖に救世主(メシヤ)の大任を下し給い、人類救済の聖業を達成せしめ給うを信ずると共に、人類の三大災厄たる病貧争を根絶し、真善美の完き恒久平和の理想世界実現を目標として精進邁進せん事を期するものである。』
(先生)
ありがとうございました。今月、皆さん方のご奉仕のお蔭でこのような形で、『入門と奥座敷』の本が出来上がる予定になっております。製本中で発送はまだされておりません。
もう、校正をする中でよくお分かりになったと思いますが、今までの「浄霊力拝受お願い書」と「入会申込書」は今後使用せずに、この中に挟まっている用紙を使用していくということになります。これは複写をかけるという事にしていましたが、製本の関係で一枚だけにしましたので、支部に控えがいる場合は支部でコピーを取って、そして本部へ送って頂きたいと思います。特に校正と違う変更点はこれだけであります。
それから、校正をする時に「入会申込書」に御神床という項目があったと思いますけれど、2月4日から新たな体制で御神業を進めていく中の主眼は、メシヤ様が御晩年に、特にご浄化に入られてから、『想念が大切だ。』と御垂示された、ということと、もう一つは、私たちが日々支部でお参りさせて頂く夕拝の時に奏上させて頂く善言讃詞・・・メシヤ様の御命を縮められたその理由でもあるのですけれども、『夜叉龍神も解脱なし』という所を言霊界に響かせないとならないということがあります。夜叉龍神の配下だった者たちの中でまだ解脱できていませんので、御神体の前で善言讃詞を奏上させて頂く時に、この『夜叉龍神も解脱なし』という言霊を言霊界に響かせる必要がありますので、神様から御力を頂きつつ言霊界に響かせていく事を日々執り行わせて頂くのが実は信者のお努めである、という事がありますので、これから入会する方には「御神体の申し込み」を条件とさせて頂きます。
(先生)
それから併せて、既にご説明しております通り、『一天四海観音の仁愛(メシヤ)の御手に帰一され』というところを一呼吸置くようにしております。この『一天四海観音の』は、先々月でしたかね、三重支部で質問して頂いたように、11月ですね、11月の時に質問頂いたように、ここで何故一呼吸を置くかというと、『世尊観世音菩薩此土に天降らせ給ひ光明如来と現じ応身弥勒と化しメシヤとならせ』というように、メシヤ様の御神格の御出世をここで十分認識して、『仁愛(メシヤ)の御手に帰一され』ということを奏上して頂きたいと願いがあります。御神体を御奉斎した後はそうしたことを日々取り組ませて頂くという事が信者さんにとって大きなお勤めとして、担って頂きたいという願いがあります。この善言讃詞に『メシヤとならせ』と入れたことによって後ろの方の『仁愛(みろく)の御手に帰一され』というままで来ましたので、これは我々信者の、この御神格の高まりに対する認識を強めて行ったときに仁愛(みろく)の御手には帰一されないので、『仁愛(メシヤ)の御手に帰一され』という風にふりがなを振るべきだというところまで私たちの信仰が高まって来たということで、その様に善言讃詞のふりがなを変えさせて頂いたという事です。
(先生)
そして、そういう取り組みをする上において、本日学ばせて頂きます『祈りの栞に寄せて』の16頁の御教えを、この2月に改めて確認をさせて頂きたいと思います。
(先生)
まず、一行目に、『抑々、世界の創造主たる主之大御神(エホバ)は、この地上に天国を樹立すべく、太初より経綸を行わせ給いつつある事を吾等は信ずるのである』という風に、『世界救世(メシヤ)教を昭和25年の2月4日に開教されて、最初に、教義を作られました。この教義は、それまで渋井(先生)の系統の五六七会と中島一斎(先生)の系統の天国会がそれぞれ教義を持っておりました。それぞれが天国会の教義とみろく会の教義をもっておりまして、その教義を合わせて、メシヤ様は『世界救世(メシヤ)教』の『教義』としてまとめられたのが、この教義だという風に受け止めて頂きたいと思います。
(先生)
そして、この時に御神名を『世界の創造主たる主之大御神(エホバ)は』という風に明らかにされたという事です。この境地にみんなが立ていない為に、未だに『みろくおおみかみ守り給へ幸倍賜へ』と唱えている教団が多いということであります。それから、いづのめ教団などは、その後に更に『おしえみおやぬしの神守り給へ幸倍賜へ』と唱えておりますので、人格神として、メシヤ様を捉えてしまっているという所から一歩も向上できていないところがあります。この『世界救世(メシヤ)教教義』というのは私たちの信仰を高めて、本来の境地に導く為にこの教義があるという風に受け止めて頂きたいと思います。
(先生)
そして、『主神様はこの地上に天国を樹立すべく、太初より経綸を行わせ給いつつある事を吾等は信ずるのである』という事ですので、これを信ずる人が実は『世界救世(メシヤ)教』の信者さんなのだという事です。今朝方から新聞やらテレビでエライ騒いでおりますよね。重力波というものを観測できたとアメリカの方から発表して、今大変な騒ぎとなっております。この重力波を測定した内容は13億光年前に二つのブラックホールが一つになった時に起きた重力波が昨年届いたのを観測できたという事ですから、遥か彼方で起きた重力波が地球に届いたということをアメリカで観測できたという事です。
(先生)
それから、東大の研究所では岐阜の方にそういう重力波等を観測できる、こういう風な望遠鏡を二つ並べて、そこから飛ばせて跳ね返ってきたものに時間差があるかという事を測定しながら重力波が確かにあるという事を実証する実験をもう少ししたら始めようとしております。そうしたものをトータルで観測したデーターを論文としてまとめ上げて来た時に『この地上に天国を樹立すべく、太初より経綸を行わせ給いつつある事を吾等は信ずるのである。』という事を信じている人たちは、主神様の御経綸のひとつが解り始めるということです。そういう風な見方が出来る人が、実はメシヤ様の信者さんなんだ、という所までお互いに高まって頂きたいと思いますから、今朝の重力波のニュース等は非常に関心を示しておいて頂きたいと思います。
(先生)
大体、今科学的には138億年前にビックバーンがあって、今の宇宙が誕生したという事になっておりますけれど、光の速度でずっと拡がっておりますので、私が今宇宙のことを語っておりますけれど、1秒後には宇宙は光の速度で拡がっておりますので、宇宙の事を語ったことにはなっていない。宇宙の一端を語ったという事にしかならないのだと言う位、この宇宙は非常に大きい存在でありますし、この宇宙を造られた主神様の御存在は御肉体として捉えていくと、1秒間に光の速度で拡がっている位、無限に拡がりつつある御存在がこの主神様で在られるのだという認識を、まず持っていて頂きたいと思います。
(先生)
そして、『この地上に天国を樹立すべく、太初より経綸を行わせ給いつつある』という事ですので、45億年前に地球を誕生させられて、その地球にまた天体をぶつけて太陽に向かって垂直であった地軸を23.4度傾けさせて、そして月を御造りになり、その月を地球の周りを廻らせながら、更に彗星をぶつけて、氷の塊をぶつけてきて、海を造られ、大気を造られたのが凡そ7億年かかっている訳ですね。
そして7億年かけて大体大気と海が十分出来上がって月が近いので、海の満ち引きが非常に激しい中に、泡が出来て来て、その泡の中に塩基が入ることによって生命の最初の状態が生まれたのが38億年前です。そして、その38億年前に生命が誕生してから月が1年に4cmずつ離れることによってその中に遺伝子とかそういうものができて、次に遺伝子の変化を起こさせて段々生命を複雑化してきて最後に人間が誕生してきました。38億年かけて人間を創り上げて来られて、そして、その人間に地上天国を造らせようとされている。これが御経綸であるという事であります。
(先生)
東方之光教団が今の経綸とかと言っている経綸の規模とちょっと違うのです。経綸というのは地球の事を考えても45億年の経綸があるのです。この45億年の経綸はずっと一貫した主神様の御意図の下に進んでいるという認識を持つことが我々の信仰の一番根底にないといけないということにおいて、この一行目は理解しておいて頂きたいと思います。
そして、人間が生まれてくるまでには皆さん方が女性の場合、男は体験できないのですけど、女性はお腹の中に子供を宿した時には、卵子1個に精子が入って、2つに割れて、4つに割れて、8つに割れて、16に割れて、32に割れて、64に割れてというようにそういう細胞分裂をずっと繰り返しながら、3ヶ月目迄の間は水中動物の形でどんどん、どんどん細胞分裂を繰り返して、そして、3ヶ月目に陸上動物に変化していく訳ですが、その時に血液を作る場所が水中動物の場合は脾臓ですが、陸上動物は脊髄で作りますので、脊髄にその血液を作る場所が移る時が3ヶ月目なので、この時に母体に薬毒その他毒素が多い人は子供に物凄く負担をかけているので、子供が劇的な変化をする時に、母親をじっとさせておくために悪阻を酷く出すのです。
特に毒素の少ない人とか、あるいは胎児が非常に元気な場合は、悪阻は非常に緩やかです。ただしかし、妊娠を自覚できるために悪阻というのが起きるのですけど、中には悪阻が全然感じないまま、お腹が膨れてきたという人も女性の中にはおりますけども・・・。この悪阻というのはそういう意味があるのだと解った上で奥さんが悪阻になってとりわけ酷い時には、「今、胎児が、自分の子供が劇的な変化をしている時なので大事にしてあげないといけない」と労わってくれる夫でないといけない訳で、悪阻の意味を知らないと、「悪阻は病気でないんだ」なんて捨て台詞を吐くようなことになってしまう事になっていきます。やはり物を知らないと対応の仕方とか、あるいは感謝の念とか生まれてこないので、こうしたことを知っていくというのが実はメシヤ様の弟子なのだという風にご理解頂きたいと思います。
そして、3ヶ月目で陸上動物になって5ヶ月で大体人間の形になって行きますので、メシヤ様は『5ヶ月以上で流産した場合は祀ってやれ』という風に仰っておられます。しかし、5ヶ月未満の場合で自然流産の場合は祀らなくてもいいが、人工流産の場合は祀らなくてはいけません。これはまだ人間の形に未だなっていないので、まだ動物状態なので祀らなくてもいいという事です。だからメシヤ様が私たちに説いて下さっているのは、非常に科学的な裏付けもある中で私たちに教えを垂れて下さっているという事ですね。
(先生)
それから、5ヶ月目から10ヶ月目までの間は何を胎児はしているかというと、そこからは神経を育てるという取り組みと肉体を大きく成長させていくという取り組みをしていく訳なので、早産すると目が悪い、目が少し弱い子が出来てしまうのは、目の神経が最後に出来るからそういう事が起きる訳でして、動物と人間との違いは、色彩を細かく認識できるのが人間であって、白黒状態、牛とかは白黒状態に近い状態になるので、闘牛でマントを翻して向かって来るのは赤だから来るのではなく、ヒラヒラするから飛んでくるのであって、そういう違いを基礎的な学びとして今の義務教育があるのです。だから、メシヤ様の御教えを理解するために、義務教育の中でそうしたものを知識として蓄えてきて、この御教えを理解するという風にして子供たちを育てて頂ければ、大変有難いと思います。ここの『太初より経綸を行わせ給いつつある事を吾等は信ずるのである』というのはそういう事まで拡がっているのだ、という風に受け止めて頂ければ有難いと思います。
(先生)
『これに対して人間を神の代行者とされ給うと共に、一切万有は人間の為に造られたものである。』ですから、代行者になるために神に近い神経が形成される訳です。そして、この経綸が解った人間にとって『一切万有は人間の為に』在るのだということで、解らない人間が全ては俺のものだとかいうのは、これは我欲になってしまうので、主神様がこの宇宙を御造りになって、地球を御造りになって、そして、地球上に天国を樹立する為に、全てを用意されているという思いに至った時、人間というものは『一切万有は人間の為に』在るのだという風に受け止めることができるのだという風に、これから色んな方々にメシヤ様の御教えを取り次ぐ時には、そういう立ち位置をしっかり持って、人の話に対して明確な答えを出してあげて頂きたいと思います。
(先生)
『故に今日までの人類史はその為の準備工作に外ならない事を信ずるのである。』ということですので、今まで様々な人類史を若い時に勉強されてきて、今は実際にテレビやインターネットの中で、世界で起きていることが手に取るように分かりますので、そうした人類史は全て地上天国を建設する為に、樹立する為に起きてきた内容なのだ、と。それを地上天国建設の総仕上げをされるのがメシヤ様であり、メシヤ様の弟子である我々の役割ですので、そうした考え方を持って世の中を見ておいて頂きたいと思います。
(先生)
『従って、神はその時代々々に必要なる人間と、必要なる宗教を顕わし給い、それぞれの使命を遂行させ給うのである。』『その時代々々に必要なる人間と、必要なる宗教を顕わし給い』という事で、メシヤ様は『文明の創造』の中では感染症等を克服する為のワクチンの評価等もされております。しかし、そういうものよりも、メシヤ様が進められる浄霊法の方がより効果的なのだという事を力説されている訳ですね。今はまた、ブラジルの方にオリンピックのために渡航するには、また大きな病気が立ちはだかっているので、妊娠している人などはブラジルの方には入って行かないようにと警告が出ておりますけれども、そうした感染症も蚊が媒体になっているという事なのですが、どういう風にしていくかという事に対しては中々、みんな知恵を出し合っているけれど、どうしていいか解らないという状態です。
そういう国もあれば、時代が進んで日本の場合は二人に一人が癌になっている。それから、精神病患者が非常に多いということ。また、高齢化社会になっているけれど、認知症の人たちが増えているという現状を迎えております。認知症にならないために脳トレやっている人がいるよね、単純計算とかね。あの脳トレは凡そ役に立たないそうです。それは何故かというと、あんなことやっても歳を取ったのだから脳細胞の働き方が違うので、大事なことは、今までの人生を振り返って総まとめをして人に〝自分の人生はこうだった″という事を伝えていく。インプットでなくて、アウトプット。自分が出していく事をやっていかないと実は認知症予防にはならないのだという事が最近の医学では分かってきたそうなのです。いくら単純計算をしていても、疲れるだけで、あんなことしても駄目なのです。だから、自分の人生を振り返ってみて、そして、自分の人生はこうだったのだ、と。それプラス、何歳になっても社会貢献していこうという姿勢を持っていかないといけない、という事です。
今、100歳以上でまだ現役バリバリの人が何人かテレビに出ていて、「どうしたら100歳を超えてもそんなに元気なんですか?」ということを取り上げておりましたが、まず、食べたいものは食べるという、一生懸命。身体を鍛えるときには必ずタンパク質を摂っていくので、肉はそれほど摂らないけれど、魚類は一生懸命食べて・・・、この前出ていた100歳の人は、歩くのはそう丈夫ではなくなって車椅子だけれど、「週に一回は寿司屋に行く」と言っていました。息子に連れられて。車椅子を押して、近くの寿司屋へ行って寿司を摘まみながら「美味しい」と。歯は全然ないのだけれど、歯茎で噛んで、その人。しかし、歯を入れておかないと喋るとき喋れないので、喋るときだけ入れ歯を入れる。そんなことを紹介されていましたが、メシヤ様の『食べたいものを、食べたい時に、食べたいだけ食べる』という御教えに沿うように生活をしている人たちもいらっしゃるので、色んな知識とか人間によって示されているけれども、それは全て最終的には地上天国を造る為に必要な人間として生まれて来て、必要な知識を私たちに提供してくれている、という風に世の中の動きを見ておいて頂きたいことと、宗教も必要に応じて出しているのです。
大きい事を考えていけば、日本の場合は『文明の創造』で学んできたように、3000年前に当時の徳に寄って治められていた伊都能売神皇様がインドへ下られて行って、インドで仏教をお作りになって、その仏教が逆輸入して、日本の『夜の時代』の、非常に欲望に駆り立てられる、戦いに駆り立てられるそういうものを鎮めるために、仏教が今日まで果たしてきた役割というのがあります。それから、西洋の方ではキリスト教ができて、十字軍を中心にして、キリスト教を信ずる者が一番優秀だということを証明する為に、一生懸命知恵と力を出して世界制覇をしていきました。その中から、マホメットによって、人間は強い存在だけではない。弱い面もあるのだという事で、イスラム教を創って、その弱い存在の人間を護る為に非常に厳しい戒律を作って人類を導いて行きました。大きい三大宗教はそういう役割を担って今日まで来ているという事が、そういう判断をすることができるという事が、ここに書かれている『必要なる宗教を顕わし給い、それぞれの使命を遂行させ給うのである』という一文になっていると受け止めて頂きたいと思います。
(先生)
『今や、世界の情勢は混沌として帰趨を知らず、この時に際し、主神は吾等の岡田茂吉教祖に救世主(メシヤ)の大任を下し給い、人類救済の聖業を達成せしめ給うを信ずると共に』
ここで『救世主(メシヤ)の大任を下し給い、人類救済の聖業を達成せしめ給うを信ずる』というのが、世界救世(メシヤ)教の信者さんなのだ、という事です。ですから、『応身弥勒と化し』という状態の処から『救世主(メシヤ)とならせ』という処までメシヤ様の御神格が上がられて、そして、そのメシヤ様によって、地上天国を造っていかれるのだという事を信ずるということは、実は世界救世(メシヤ)教の信者さんなのだ、という風に、メシヤ様はそういう風になって貰いたい為にこの教義をまとめられているという事です。
(先生)
そして、『人類の三大災厄たる病貧争を根絶し、真善美の完き恒久平和の理想世界実現を目標として精進邁進せん事を期するものである。』
この『精進邁進せん事を期』した時に、実は「入会申込書」を書いたのだという事。「ふ~ん!」って言いたくなるね(笑)。そんなこと知りませんよ!まあ、『目標として精進邁進せん事を期するものである。』という気持ちを持っている人が、実は我が世界救世(メシヤ)教の信者さんなのだ、と。
「いや、私そんな大それたところまで行ってませんけど・・・。」と、今更言っても遅いのだよって(爆笑)。まあ、冗談ですけど、まあ、こういうような気持を昭和25年3月11日に持って貰いたいということで、メシヤ様はこの『世界救世(メシヤ)教教義』を御示し下さったのだという風に受け止めて頂きたいと思います
(先生)
それと同時に、過去のメシヤ講座・特選集の中で取り上げているように、この『世界救世(メシヤ)教教義』は同時にですね、自分に当てはめて読んで貰いたいという風にしております。
今日Sさんから相談を受けた内容からすると、それに当てはめて考えていくとすると非常に分かり易いと思うね。
「抑々S家の初代先祖はこのS家を天国にすべく初代から家庭を営んできたのであることを私は信ずるのである。」という認識に立って、物事を考えて行って頂きたい。初代がわからないので、今系図を作くり始めたということ。その系図ができれば、S家の初代はという風に考えることができる訳なのだけれど、系図がなければどうなんだろう?ということになるので・・・、今月のこの勉強にぴったり合っているようにS家の先祖が動いているという風に受け止めて頂きたいと思いますね。今日はS家に照らして全部読んでいくと、『これに対して人間を神の代行者とされ給うと共に』なので、これに対して、私を先祖の代行者、私というのはSさん自身のことね。
代行者、先祖の代行者とされ給うと共に、一切万有はSさんの為に造られたものである。先祖がやった事なのだけれど、Sさんが関わっている。さっきのね、戸籍の事も、全部自分に関わっているという事は、自分が先祖の代行者になっているという事。物事を整えていく、そういう風に受け止めて頂きたいと思います。
(先生)
『故に今日までの人類史はその為の準備工作に外ならない事を信ずるのである。』ということなので、「故に今日までS家の歴史というのは、今Sさんが整えようとする準備工作に外ならないのだ」と。そういう事を信じていくのだということ。『従って、神はその時代々々に必要なる人間と』という事なので、S家の歴史の中で、必要なる人間と必要なる宗教に関係しながら、それぞれの使命を果たして来たのだ。過去色んなことあったのですが、全てはS家を天国にするために起きてきた事なので、自分がその役割を担っていければ天国になっていくのだ、という風に受け止めて頂いてね。
(先生)
しかし、今や、S家の情勢は混沌としてということだから、混沌としていることもいくつかあるよね。これを、この時に際し、次はメシヤ様がSさんにS家の救世主になる様に大任を下し給い、S家の救済の聖業を達成せしめ給うを信ずると共に、S家の三大災厄かは分からんけど、S家にある病貧争を根絶する、ということ。
だから、昨日もみんなにちょっと話して「え~っ」ていう顔をされたのだけれど、例えばスーパーに行って、買い物をした時に、この買い物は病貧争を根絶する事に繋がるか?という思いで買い物をして欲しい、と。ということは、添加物が書いてあったら、病貧争の根絶にならない訳なので、もし買わざる負えない場合は、添加物の入った物を買って料理を作って、家族に出す時には病貧争根絶にならないので、お詫びしながら出していかないといけない。これ位の信仰姿勢を以て生活を営んでほしいという事です。
今日こんなに素晴らしい野菜が上がっているので、こういう野菜は病貧争の病気を根絶する働きに繋がっていく。しかし、どうしてもやはり、美味しいものを作る時には多少添加物の入っているものも使わなければいけないとなった時には、それは、病貧争根絶する方向に行ってないので、「私の努力不足で病貧争根絶できないで申し訳ありません」という事で食事を家族に出していって頂きたいということです。実はそれぐらいに非常に細かい思いを想念で物事をやって頂きたいということですね。
(先生)
それから、病貧争の貧という事で考えたら、今丁度中国から大勢の方々が来て、爆買いが話題になっているけれど、最近は爆買いよりも、日本の文化を体験する方向に少しシフトをしているそうですけれども、日本人の問題としては、ストレスのために買い物をしてしまうという人たちが非常に多い為に、クレジットカード等を使い過ぎて、金銭的に苦労をしている人が非常に増えております。
私たちは幸いにも大黒様というお働きを頂いているので、ひとつ買い物をしようと品物を取り上げた時に、この買い物は大黒様のお働きがあるかどうか、一回チェックしてから買うか、買わないか決めていくと、随分買い方が違ってきます(笑)。私の目標は50%引きを見付けて買い物をしているけれど、中には上手くいくと70%引きとか。服を買う時には来年の服をいつも買っている、今年着る服は買わないで、来年着る服を買うわけなので、こういう風に正座とかすると膝がすぐに擦れてくるので、そうすると、上手くいくと7割引きに出くわします。手に取った時に大黒様のお働きだと思って買っていく。こういうことを重ねていくと、貧というものから遠ざかっていくということですので、我々は病貧争を絶無の世界を造ろうとしているので、家庭の中でも貧を減らしていこうとする方法というのは、大黒様のお働きを頂きながら、買い物等をしていくということです。
(先生)
それから、争をなくすのは、家族ほど難しい処がありますよね、直ぐにカチンカチンくるし、こうして欲しいのに全然言うこときかない人もいるから、それを絶無にするのが私たちの使命な訳なので何事をするにも、『病貧争を根絶し』という処を課題にして頂きたいと思います。それで、真善美の完き恒久平和の理想の家庭を作るために精進邁進しているのが私なのだ、という事なので、Sさん随分努力をしているのだけれど、今回のようなことが出来て来た時に、より一層こうしたことを確認していきながら、「精進邁進するので、メシヤ様、御力を下さい」というのが、参拝の時にお祈りする在り方。「私、今こういうことが課題なので、なんとかして下さい」というお祈りは今までのお祈りなので、「精進邁進するので、御力を下さい」というお祈りの仕方が、実は世界救世(メシヤ)教の信者さんの祈りの仕方だという事です。
(先生)
Iさんと目が合ったけど、娘さんが明日無事に元気に帰ってきて、いい家庭をこれから築いていく時にも、その事が「上手くいくように」というお祈りよりもですね、娘に対して、こういう課題があるから親としては手を出し過ぎてもいけないけど、こういうアドバイスをしてやっていこうと、そういう「アドバイスをするので、御力を下さい」というお祈りをして頂きたいです。だから、天国を造っていくという事のために、家庭天国を作っていく為に、これがあの子には必要だからこのことを言ってやらないといけない、という時には今までの親子関係もあるので、言い難いこともあるし、言い易いこともあるし、いざ言ってみると、「おかあさんはどうなのよ!?」というような反発が来るかも知れない、娘の場合は特にね。で、その時に自信を持って言えるようにメシヤ様から御力を頂く。というお祈りをして頂かないと・・・。上手くいきますように、上手くいきますようにという祈りだけでは駄目なのだ、という事です。これがメシヤ様が我々に求められていることなので、困った時の神頼み式の信仰をいつまでやっていても、これでは向上がない。困った時の神頼み式の信仰から、いつもメシヤ様が我々にどういう事を求めておられるのか、どういう人間に向上するように求めておられるのか、ということを絶えず念頭に置いて生活をさせて頂くのが、この世界救世(メシヤ)教にご縁を頂いた人たちの生き方なのだ、という事を今日は改めて確認をさせて頂いて、いつもの様に質疑応答に入りたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

質疑応答
◎重力波観測のニュースについて
(参加者)
ほっ。
(先生)
「ほっ」て言ったなら、何か一言ないの(笑)?まあ、今日の重力波はタイムリーなニュースだったと思うね。
(参加者)
絶対言われると思ってました(笑)。
(先生)
しかし、あの研究者たちの辛抱強さというのは凄いね。あの重力波が来た時に我々の身長も少し伸びたらしい。波が来て我々を通過して行くから、波というのは物質を通過して行くので、その時に我々の身長は若干伸びているけど、数字を控えてないから覚えてないのですが、何十万分の1ミリか(笑)。ほんのちょっと伸びた、その瞬間。
(参加者)
その瞬間だけ?
(先生)
重力波が通り抜けるとき、波の影響でぶ~んと膨らむ訳ね。それに敏感な人は、「なんか通ったわ」(笑)ってなるのだと思うけれど・・・。
(参加者)
いつの話ですか?
(先生)
去年の9月か、その時に測ったものを論文にまとめて昨日発表した訳です。その発表に基づいて、これから世界の科学者が今度は本当かどうかというのを検証していくということ。検証で間違いないと言った時にその論文が評価を受けて今年はどうだか、来年あたりのノーベル賞候補にノミネートされるということになるのでしょうね。
(参加者)
お光と同じですね。浄霊もそうですよね。感じ方は「はっ!」と感じたり、色々と(笑)
(先生)
いづのめ教団から来た人に「どうでしたか?」って聞いたら、「いや、物凄く重たい光でした」って言うから、「重たい光って?おかしい!」って言ったら、「すごい圧力だった」そうで、集団浄霊が。今まで感じたことがないような圧力がが~んと来たというような話をしていた。なんか特殊に感じる人みたいです。
(支部長代理)
節分祭の霊界通信がありましたけども、立春祭は?
(先生)
立春祭も来ていたけれども、私、ちょっと考える暇がないから、ホームページの事で一杯なので・・・。それが終わったら次は原稿をまとめて行こうと思っていますので、その中に載せていきたいと思います。

◎神様の事は、奥の奥にまた更に奥がある
(参加者)
節分と立春の御教えで、昭和29年2月4日のメシヤ様の御講話の中で、国常立尊様の御法難の事をお話になっているのですけど、年代が3000年前のことで古いことではない、というような内容ですが、違う古い年代の御教えでは、国常立尊様のお話は、9000年前とあります。3000年前は『文明の創造』にあるように、伊都能売神皇様がインドに下られた時期ですが、昭和29年2月の立春のご講話では、時期がずれてますが、これは何かご意図があったのでしょうか?
(先生)
国常立尊様は何回も生まれ変わって出て来られていて、その時にただ象徴的に3000年前に伊都能売神皇様がということになっているのだけども、岩戸隠れの話は天照天皇様、天照大神様が岩戸、実質的には伊都能売神皇様の位を狙ってきたということなので、時代の中に残してきている神事というものと、メシヤ様のお説きになったものとまず少しずれがあるということ。それから、国常立尊様も何代も出て来られており、国常立尊様の生まれ変わりについて、隠れた御教えもあるので、これはちょっと中々解説が難しいと思います。だから、神様の事は分からないところがあるというのが解り始めた時に我々は神様の事が少し分かり始めたと。奥の奥にまた更に奥があるので。
(先生)
『文明の創造』の『基督教と善悪』では、聖書も人類を救うために作っているのだけれども、同時に仕組まれた内容の十字架を祈らせると、十字架に掛けられたイエス・キリストを祈らせるというのが仕組まれてしまったりしているので、そこはどっちの神様が仕組んだのかというようなことが中々分かり辛い処があります。そういう処が非常に幾重にも綾なしながら歴史が織りなされてきたんだと受け留めていって頂いた方がいいんじゃないかなと思います。
(先生)
素戔嗚尊も結局3回生まれてきている。3回目の時に素戔嗚尊に直言をしたのが大国主命なので、だから現在では出雲大社では大国主命が祭神となっているということなっています。このあたりもその時代の事が我々も明確に史実として残っているものがないので、まあ、そういうものかと受け留めるしかないのね。
(参加者)
素戔嗚尊も悪い働きだけではなくて、良い働きっていうのが、反省してキリスト教を広められたのですよね。この前も朝鮮のところでは非常に影響があったというような話が出るので、良い神様の働きもある訳ですよね。
(先生)
良い働きをする時もあるし、全くとんでもないことをされた時もある訳で。

◎我々はメシヤ様から病貧争を無くしていく、真善美の完き恒久平和の理想世界実現をする為の知恵と力を頂いている
(参加者)
あの、主神様のご経綸で、今は薬毒が駄目だと教えて頂いているのですが、『夜の時代』に物質文明を発達させる為に人間を弱らせなければならないというので、薬を禁断の木の実という形で人類に与えられて、弱くしたことで、楽をしたいという気持ちから物質文明をどんどん発達して色んなものが出来てきたという。薬は悪いものなのですけど、御経綸で地上天国を造られる前段階としては、物質文明をまず先に造らなければならないということで、悪いけど、薬を人間に与えられた、と。メシヤ様の御教えで観音様も薬師如来になられて薬を勧められた時期があるというような内容を読んだことがあるのですが、時代時代で、現在では悪い事なのですけど、その流れの中では善ではないのですけど、目標が物質文明を発達させるために悪いものも利用されると。だから、良い働きもされるし、悪い働きもされるという、そういう御経綸の中での、主神様の御立場でいくと、善も悪も両方お使いになるという風に受け取らせて頂いたら良いのでしょうか。
(先生)
薬師如来になられたのだけれど、如来なので、如しなので、だから善で人を助けようとして薬を出しているのですが、隠された部分があるので、実は薬毒もあるのだ・・・と。そういうものはそこでは隠して、薬で痛みを取ってやったりとかしているから、働きとしては善なのです。しかし、真実が全てわかった上での善じゃないので、そういう悪いものが後に残って来るというような仕組みを全て明かして下さったのが、メシヤ様だという事です。
だけど、メシヤ様と雖も、お生まれになった時から、非常に病身で在られていたので、婦人病以外全ての病気を患ったという位、救世主にする為に、主神様がそういう人生を負わされていく訳なので、主神様たる御存在を背中にしながらいうのは申し訳ないのだけれど、冷たい御存在だと、使命を与えるために。しかし、絶対力を授けて下さっている訳なので、その絶対力を基にして、我々がメシヤ様を通して頂く浄霊というのは、非常に素晴らしいものがある訳なのです。冷たさと絶対的な温かさとを両方、主神様という御存在は発揮されているという風に見ていくと、ひと括りには考えられない事があります。これは、我々の人生でも一緒で、いつも善ばっかりやっているのではなくて、時々変なこともやっているのだけれど、みんな(笑)。だけど、全ては自分が生き甲斐ある人生を歩もうということで、動いている訳なのですね。だから、こうひと括りにはまとめられない事があって、こういう面もある、ああいう面もある、という事で歴史は織りなされているのだという風に受け止めて行ったら良いと思う。
その中で我々はメシヤ様から・・・、本日拝読した病貧争を無くしていく、真善美の完き恒久平和の理想世界実現をする為の知恵と力を頂いているのだという風に受け止めていくと非常にやりがいが出てくるのではないかなぁと思います。いつか原稿にまとめて、箱根か大分で発表してくれたらいいのだけど(笑)。
(参加者)
(笑)
(先生)
(爆笑)
(先生)
自分が学んできたことと、メシヤ教に御縁を頂いて、三重で学んできたことと、それから、校正の御用を担っている今、『文明の創造』をデータ化してくれているでしょ。そうした事に携わりながら、学んできた事とか、開けてきたこととかをまとめておいて頂きたいと思います。
(参加者)
はい(笑)
(先生)
お蔭話。今日はお蔭話をいっぱい依頼しているから(笑)。鼻で笑われたけど(笑)
(参加者)
ずっとそのことで、頭が一杯です(笑)。
(支部長代理)
その、『入門と奥座敷』の申込書ですけど、それを送るというのは?
(先生)
これを切り取り線から切り取って、そしてコピーを支部に置いて、書いた原本を本部へ送って下さい。
(支部長代理)
問い合わせフォームを作りましたが、鎌倉のフォームを真似て作りましたが、浄霊力伝授もいっしょに書ける様になっておりまして、そのフォームで送られてきた場合はどうすればよいでしょうか?
(先生)
国内の場合はそうやって送られてきても、浄霊力伝授は受けない、と。
(支部長代理)
受けない。
(先生)
この『入門と奥座敷』が支部に届いた時からは、この『入門と奥座敷』を必ず買って頂く。国内は。
(支部長代理)
はい。
(先生)
そして、この中にある「お願い書」を「本部か支部に送って下さい」と・・・。
(支部長代理)
それなら、フォームは問い合わせだけにした方がいいですね。今は浄霊力伝授のお願い書もフォームにありますから。
(先生)
それは、この『入門と奥座敷』の本が来た時から順次切り替えて下さいと順番に今話して周っているのでね。
(支部長代理)
そうですか。それか、浄霊力伝授は『入門と奥座敷』添付の申込書でお申し込み下さいと書いておくかですね。
(先生)
そうだね。だから、支部で購入するか、Amazonで購入するか。Amazonにはまだ販売できるように契約が完結してないので、それが完結した時点でその申込書は一応もう、使用しない。
(支部長代理)
申込書を支部に送ってもらって、支部で受け付けて、先生のところへ送らせて頂く、と。分かりました。
(先生)
それから私が契約しているプロバイダーをちょっと変えようかなって今会議をしていているので、HさんとTさんも非常にワードプレスについては非常に精通してきたので。今500GBの大容量の契約ができるというところがあります。そこにアドレスをいっぱい作れるので、そのアドレスを各支部に振り分けて、そこに全部支部のHPに入っていける体制に作っていくと、プレートを全部こちらで準備してあげると、そこに書き込んで貰えば、IDとPWを各支部責任者だけに出しておけば、それで入っていけるような形にすれば・・・、統合したものを作りたいなあ、と今思っております。これはちょっと時間が掛かるけれど・・・。
(支部長代理)
そうすると、書式が一緒になりますね。
(先生)
書式が一緒になるし、経費も本部で払っていけば、みんなそれを使ってくれれば、容量が増えて来ても、今みんな無料からスタートしても有料のプロバイダーに変えているようで。
(支部長代理)
無料のプロバイダーを2つ、3つ組み合わせて(笑)
(先生)
そういう風に上手にできている人もいますが(笑)、もう容量いっぱいになったので、追加金を払ってくれって言われている人たちもいらっしゃるので、そうするとメシヤ教一本で大きい容量で契約しておけば良いなって。それを今紹介されたけれど、もうちょっと調べて、確実かどうか調べて、あと情報が漏れないかどうかというようなことも調べて「大丈夫だ」という事になったら、そっちへ全て移行しようかなあと。今私が契約しているところは、情報がちょっと漏れやすいらしいので。
(支部長代理)
ワードプレスというのは?
(先生)
ワードプレスというのは、契約しているサーバーの中に、こちらから入り込んで、そこで作業をしていけば、そして、更新をすればそこでアップされるというような形なんで、大阪とかは既にワードプレスに近い形で一応運用しているらしいのですけれど。これからの主流はワードプレスになるということなので、今私が使っているホームページビルダーは「初心者もいいところ」というように言われているから(笑)
(支部長代理)
僕はもっと初心者です(笑)。
(先生)
昨日Hさんに大阪支部でやり方を教えてもらってやっと夕べアップできた訳です。
(支部長代理)
それで昨日変わったのですね。
(先生)
何段階か今までのやり方と違う段階を踏んで更新をしていかないといけないので。慣れれば簡単なのだけれど。
(先生)
それでは時間になりましたので、これで終わらせて頂きたいと思います。
(司会)
以上をもちまして月次祭並びにメシヤ講座を終わらせて頂きます。
(一同)
ありがとうございました。

【御教え】
世界救世(メシヤ)教教義 (『救世』五三号、昭和二十五年三月十一日)
 『抑々、世界の創造主たる主之大御神(エホバ)は、この地上に天国を樹立すべく、太初より経綸を行わせ給いつつある事を吾等は信ずるのである。これに対して人間を神の代行者とされ給うと共に、一切万有は人間の為に造られたものである。故に今日までの人類史はその為の準備工作に外ならない事を信ずるのである。従って、神はその時代々々に必要なる人間と、必要なる宗教を顕わし給い、それぞれの使命を遂行させ給うのである。
今や、世界の情勢は混沌として帰趨を知らず、この時に際し、主神は吾等の岡田茂吉教祖に救世主(メシヤ)の大任を下し給い、人類救済の聖業を達成せしめ給うを信ずると共に、人類の三大災厄たる病貧争を根絶し、真善美の完き恒久平和の理想世界実現を目標として精進邁進せん事を期するものである。』