メシヤ講座・三重 76号

メシヤ講座・特選集(№156・平成26年1月分)
 <御教え>
『文明の創造』科学篇  薬毒の種々相      (文創  昭和二十七年) を拝読
 本文は『文明の創造』239ページに記載されています。(研鑚資料『文明の創造 二・下』では86ページです。)

○凡ゆる病原が薬毒である事が、充分納得出来たか?
(先生)
『凡(あら)ゆる病原が薬毒である事は、充分(じゅうぶん)納得出来たであらうが』
と、冒頭に御記述されています。
『充分納得できたであろう』と仰っておられますので、「自分自身は充分納得できたか」ということを問いかけていただきたいと思います。そして今までの御解説の中から、病原が薬毒であるということが充分納得できた上で、更にメシヤ様が御説明してくださっているところを見つめてまいりたいと思います。

○痛みの種類
痛みの種類ということについて
『そうして面白い事には洋薬による苦痛は鋭い痛み、痒(かゆ)み、高熱、痳痺(まひ)等凡(すべ)て強烈であるが、漢薬の苦痛は鈍痛、重懈(おもだる)さ、微熱等で緩徐(かんじょ)的である。』
とあります。
このように大体薬全体の種類に応じて排毒される痛みというのは古い先生からは聞いたことがあると思いますが、洋薬はキリキリした痛みで、漢方の方は鈍痛のような鈍い痛みで出てきます。自分の中でそのような痛みが出た時には〝これは何時の薬が溶けたのか″ということを掌握して、その前に使った薬はどこに使ってそれはどこに溜まりやすいかということを想定して浄霊をしていただきたいと思います。
大体今まで上半身の病気と下半身の病気と分けてメシヤ様は御説明してくださっておりますので、“溜まりやすい場所はどこか”ということはこの前半を拝読していけば大体わかると思います。そうした前の方まで還りながら勉強しなおすということをしていただきたいと思います。

○病気を治し得る薬は一つもない
『寒冒、結核、胃、腸等に関する薬剤は既に述べたが、其(その)外(ほか)脳に対する鎭静剤、点眼薬、含嗽(うがい)薬、利尿剤、毒下(くだ)し、温め薬、強壮剤、増血剤、風邪引かぬ薬、咳止、痛み止等々凡(あら)ゆる薬剤は、悉(ことごと)く病気増悪の原因となっても、病気を治し得るものは一つもないのである。』
という箇所ですが、いろんな薬が出ているけどもそれは次の病気の原因になることはあっても『病気を治し得るものは一つもない』ということですので、見ていけば症状を和らげることはあっても病気を治し得るということに繋がる薬はないので、そういったこともここで確認をさせていただきたいと思います。

○目脂が出たらしめたものだ
『何よりも如何(いか)なる眼病でも目脂(めやに)が出るやうになれば必ず治るのである。』
ということですので、目の具合が悪い方々には〝目脂が出始めたらしめたものだ″と思ってですね、そういう症状が出てくるまでしっかり浄霊をしてあげていただきたいと思います。

○水薬は舌癌の原因になる
『又一般水薬に就(つい)ても同じ事が言える。長い間にヤハリ粘膜から滲透(しんとう)した薬毒は右と同様になるが、薬が強い為悪性である。而(しか)も意外な事には舌癌も之が原因である。処が医学は薬で治そうとするから、病(やまい)を追加する訳である。』
という箇所ですが、水薬って、今の子供たちは飲んでいるのでしょうかね。
甘い味付きの飲み薬ですね。私たちの子供の頃は赤い甘みのあるのを随分と飲まされました。そういうのが無くなってきたのであればありがたいことですね。そういうのを飲んでいると、ここでは舌癌になると書かれていますが、私も子供の頃、舌の両脇がよく切れました。40歳ころになってできないようになりました。子供の頃に飲まされていた薬が舌とかに浸透していたのだと思います。こういう御教えを拝読すると〝それが原因だったのだな″とわからせていただくことができます。〝舌癌にならなくてよかったなあ″と思います。舌癌というのは最近増えてきていますので、口から舌に浸透しているものが〝随分あるのではないかなあ″と思います。

○薬毒は脳に上ると精神病の原因になる

『之に就(つい)て私は大発見をした。』と書かれています。
『といふのはサルバルサンの薬毒は頭脳に上り易く、上ると意外にも精神病になる事が多いのである。』
ということですが、これは今梅毒の治療というのは殆ど知らされていませんので、もちろん自分は梅毒だと言う人もいませんが。この時に使ったサルバルサンというのは大体脳が侵されていって・・「梅毒が脳を侵す」と言われてきたのですが、メシヤ様の御指摘のように、この薬が脳に上がって行って精神病を起こしてくるのです。
これを現代に当てはめて一番わかりやすいのは、十数年前から問題になりましたO-157です。O-157で死んだ人たちがいますね。しかし、O-157で亡くなった人たちの症状は何かと言いますと腎不全なのです。本来O-157は腸がおかしくなっていくわけですので、腸が原因で死んだのなら「O-157で死んだ」と言えるでしょうが、腎不全が原因なのです。それはなぜ腎不全になるのかと言いますと抗生物質です。抗生物質が腎臓の働きを止めてしまうのです。ですからメシヤ様の御教えを現代に当てはめていきますと、薬を飲むことによって自分たちの臓器を痛めつけていくために大きな問題が起きてくるのです。

○薬剤師は薬を飲まない
夕べ私は週刊誌を買ったのですが、面白い記事がありました。(週刊ポスト2月21日号)
「薬剤師は薬を飲まない 廣済堂出版刊 宇多川久美子氏著」
http://www.news-postseven.com/archives/20140213_240789.html
今読みます。
《生活習慣病は薬では治せない。》
心臓病や脳卒中の要因ともなる高血圧や高脂血症は日々の生活で薬を飲みながら治療を続ける人が多い。そうした人にとって薬は手放せない存在だ。
「血圧が基準値を大きく上回っているため降圧剤は朝夕ごとに欠かせない。出先で持ってきたことを忘れたことに気づくと家に取りに帰るほどです。急に倒れたりするのが恐いから」(70代男性)
しかし、宇多川氏は生活習慣病にこそ薬は不要だと断言する。
「たしかに降圧剤を飲めば、血圧は下がります。ですが、薬局の窓口で『薬を飲んで体がだるくなった』と相談してくる方がたくさんいるのです。
高齢の人がなぜ血圧が高くなるかというと、加齢によって血管の弾力がなくなり血液が流れにくくなってしまうので、圧力を上げて全身まで血液を行き渡らせる必要があるからです。それなのに急激に血圧を下げてしまったら体に血液が行き渡らずだるさを感じてしまう。180だった血圧をいきなり130に下げるのですから体に無理を強いているのです。」
薬の副作用と思って我慢する人もいるようだが、あまりにも不調を感じるのは危険サインだ。
「薬は一時の症状を緩和するだけで、病気そのものを完治することはできません。薬に頼るよりも生活習慣を改善することがなによりも大切です。」(宇多川氏)
これは今回の御教えの『薬は症状を緩和するけども全治には繋がらない』と同じことが書いてありなかなか良い本だなあと思います。
それからもう一つ
《薬は体にとって異物》 というところがあります。
体調が悪い時に飲むものなのだから、体に悪いはずがない―薬についてそう思う人も多いだろう。しかし、宇多川氏は「薬は体にとって毒」だと断言する。
「薬は自然界に存在しない合成品です。薬には石油から合成して作られたものが多くあります。つまり元をたどればプラスチックと同じ成分から作られているのです。そうした合成品は体にとって異物。効き目があるところにはよいですが、全く無関係のところに行き渡れば重い副作用を及ぼす毒になるのです。」(宇多川氏)
プラスチックと同じものを飲んでいるということですから、考えるとエラい恐ろしいことですね。
それから次にですね、
《薬は体内の酵素を奪う》
体調を整えるはずの薬は、体にとって必要な動きを阻害してしまうこともある。
「食べ物を消化したりアルコールを分解したり血液や皮膚を作ったりするために必要なのが酵素です。その酵素にはもともと体内にある〝体内酵素″と外部から取り入れる〝食物酵素″があります。薬という異物を解毒するために、私たちの体は大量の酵素を必要とするのです。薬を消化するために大量の酵素を使ってしまうと、本来食べ物の消化や代謝のために使うはずの酵素が不足してしまうことになります。」(宇多川氏)
ですから体全体に不調を起こしてしまうということですね。
そのようなことが書かれていますので「薬剤師は薬を飲まない(廣済堂出版刊・宇多川久美子著)」という本も結構面白い本かと思いますので参考にしておいていただきたいと思います。この中には 《「新薬のほうがいい」は誤解》 ということも書かれています。取り寄せて見てください。

ですから、薬の害を告白する方が増えてきていますので〝メシヤ様の御心に適った時代を迎えているなあ″と思います。
○薬毒の悪影響は、膝から下に小さな腫物となって表れる
それから『予防注射』という箇所で、
『先(ま)づ予防注射による薬毒の悪影響が、最も明かに表はれるのは、膝から下に小さな腫物が出来る事である。』
と書かれています。これに治療とかをしていくと脱疽やひょう疽の原因になっていくということですので、私もこの右の親指がひょう疽で少し欠損しています。こういうひょう疽になっていくというのは子供の頃に予防注射を強制的に2回させられていますので、そうしたものもこういうところへ〝出てくる原因の一つだなあ″と、ここを拝読して思わされました。
そして、それに更に治療を加えてしまうと重篤な症状が出てしまいますので、良かれと思ってやることが非常に恐ろしいことになってしまいます。

○薬の性質を御教えに沿って判断する。
それから「薬自体が重たい場合は下へ溜まってくる」ということですので、薬の性質も教えに沿って判断するように心がけていく、と。
これから大勢の方々を救う上で、今回のところは・・・、“相手がどういう病気で、どういう治療を受けて、どういう薬を飲んだか”ということを聞いた上で浄霊をしてあげるとより一層〝救われるスピードが早くなっていくのではないか″と思います。今回のところはそうしたところを確認しつつ繰り返し拝読していただければ大変有難いと思います。
最初にそうしたことをお願いしておいていつものように質疑応答に移りたいと思います。
質疑応答

○人類を救うためにメシヤ様ご自身が相当情報をお集めになっておられた

(質問者)
サンバルサンという薬はなぜ上に上って行くのでしょうか。
(先生)
神経にも関わる薬だから、頭の方へ上がっていくのですね。
(質問者)
この薬を飲むとこうなります。というのはわからないのでしょうか。
(先生)
ひとつひとつの症状を見ないといけないですね。
それからメシヤ様は女性雑誌を読まれていたでしょう。「2年間便秘だった人がなんともなかった」とかの情報を得ています。メシヤ様御自身が相当情報をお集めになられて、〝人類を健康にするための手立てをお考えになられておられたのだろう″と拝察されます。

○現代は精神生活を考慮する必要がある

(質問者)
『便秘が全然心配ない』というのには驚きました。便秘薬のコマーシャルも多く流れてますのでね。
(先生)
一番わかりやすいのは小学校とかで山登りとかキャンプをします。そうすると便秘になるようになっています。何故かといいますとトイレがないので体の方が自分で便秘にさせていくという作用が起きるのです。それを学校側は例えばキャンプをするのにも便が出やすいように油を余計に入れて食事を取らせるような対応をします。もっと酷くなるとキャンプに行くのに「水洗トイレがないといけない」とかいう子供が増えていまして、実質的にはキャンプをやってもキャンプになっていないのです。昔は穴を掘って囲みを付けてトイレをまずテントを張る前に大人たちが作っていました。今は随分状況が変わりましね。
山に登ったりするときは場所もないので、便秘になった方が時には便利なわけです。
それで山に行かなくても便秘になるということは様々な状況が便秘を作っているのでそれはその人の精神生活はどうかということを見つめた時に・・・
昔から宗教界では〝感謝をしないと便秘になる″と言われていました。実は、その人の生活自体は“朝起きてから寝るまでどんな想いで生きているか”ということを細かく聞いてあげないと、便秘自体を治すということに繋(つな)がって行きません。様々な要素が加わってくるのです。
メシヤ様の時代にはそういう精神生活に対する配慮をする必要のない時代でした。道徳心がしっかりしていましたし、家庭の躾(しつけ)もきちんとしていました。
〝人に迷惑をかけてはいけない″とか〝家の手伝いをする″とかいうことが当たり前であったので、精神生活をそんなに心配する必要はなかったのです。
しかし、現代では〝家の手伝いよりも勉強しろ″と親が言いますので、ヘンテコリンな家庭がいっぱいあるのです。〝人間として本来生きていくあり方とは何か″ということについては充分見つめ直して対応していかなければいけない事象が現代では多いということです。この御論文が出た頃の人間社会と現代社会ではだいぶ異なっていますので、その分を考慮しながら対処をしていかないといけません。現代において『人を救う』ということはなかなか難しいことなのです。
それから薬毒だけではなくて住空間の中にも化学物質が蔓延(まんえん)しています。
岡山支部では御神前を作り変える大改装を行っております。天井が洋間を和室に改装しますので板を張るということがなかなか難しいのです。それで和紙と布で作っている化学物質無添加のクロスを貼るようになりました。周りには珪藻土を塗ってその上に聚楽を塗ります。全体として安全な空間になると思います。

○早朝積雪の前にお供えが届く
(支部責任者)
今朝3時ころから雪が降り始めましたが、降り始めの朝の5時に出口さんがお供えのお野菜を届けて下さいました。
(先生)
あーそうなの、それは大変でしたね。昨日から届いていたのかと思いました。それは貴重なお供えですね。

○基礎的な事を徹底的にやることが大切

(先生)
オリンピックもぼちぼちメダルが出始めましたので、みんなの心も穏やかになってきました。
スピードスケートの清水宏保氏は小さい頃はトップだったけども他の子が大きくなってくると歩幅が違うので全然勝てなくなってしまいました。それで彼がもう一度鍛え直したのは何かというと足の指先でタオルを畳んでまたタオルを延ばすということだったそうです。
基礎練習としてはあるのですが、これを毎日毎日やる人というのは段々少なくなっていくそうです。しかし、彼は基礎を大事にしようということで徹底的にやったそうです。スケートは大地を掴むということが一番大事なのだそうです。そういう基礎的な事を徹底的にやったからこそ、金メダルをとれたのだということです。基礎的な事を徹底的にやることが大切なのですね。
(詳しくインタビューの内容が紹介されているブログがありました。)
矢津陌生ブログhttp://yazumichio.blog.fc2.com/blog-entry-696.html
(先生)
テッポウやってますか。
(質問者)
風呂場でやっています。
(先生)
そういう基礎的な事をやっていると体調が良くなると思います。私も股割りとテッポウで肩こりが大部なくなってきました。非常に良いと思います。
顔がスリムになったね。浄化したからですかね。

○風邪は誘発される

(質問者)
(立春祭から)帰ってきてからも、また土日で寝込んでいました。熱が出ましたので。
(先生)
今回は皆熱をよく出しています。
(質問者)
仕事は問題なくこなせました。あまり咳も出なかったです。
(先生)
咳をするとみんな気にするからね。
(参加者)
私も39度くらいまで熱が出まして3日会社を休みました。
(先生)
そう。それはよく熱が出ましたね。
まあインフルエンザも昔はここまで大騒ぎはしませんでした。今は過敏になりすぎていますね。
(質問者)
皆は風邪は移ると思っている人が多いので仕方がないですね。
(先生)
移るのではなくて〝誘発される″のですがね。

○たった1回の浄霊で蓄膿が癒される
   ~ メシヤ様との初縁が蘇る ~

(質問者)
中学の頃蓄膿で病院に通っていました。吸引していました。
(参加者)
耳鼻科へ行くとどんな症状でも吸引しますね。
(質問者)
薬が入っているのですか。
(先生)
入っていますね。ですから蓄膿の箇所を浄霊はしておいた方が良いですね。
(質問者)
以前、肺炎になった時に物凄く薬の臭いがしましたが、きっと昔蓄膿で使用した薬の排泄作用だったのですね。
(先生)
蓄膿はしつこく鼻のところに溜まっているからね。それで吸引したら通るけども蓄膿自体を治しているわけではありませんのでね。
(質問者)
それで病院へ通っていたのですけども、叔母がメシヤ様と御縁があったようで浄霊を取り次いでいただいたのです。それで、たった1回の浄霊で良くなって、それから病院へは行っていません。今思うとその頃初めてメシヤ様との御縁をいただいたのだと思います。
ですから娘がアトピー性皮膚炎になって初めて浄霊を取り次いでいただいた時に〝ああ私も小さい時にしてもらった″と記憶が蘇ったのです。
(先生)
一回の浄霊で治ったのですか。
(質問者)
そうなのです。一回浄霊していただいてから病院へ行かなくてもよくなったのです。
(先生)
素晴らしい!それ、御守護報告していないのではないですか。
(質問者)
子供のアトピーの御報告の時に書かせていただいたように思います。
(先生)
それは英文サイトに載せたいから書いてください。
現在53歳で非常に健康に過ごさせていただいていますが、実は子供の頃蓄膿だった、と。
「吸引治療とかしても良くならなかったけども、叔母に浄霊をいただいて一発で良くなって、今日まで健康で過ごさせていただいています。」
というように短くて良いので書いてみてください。蓄膿で悩んでいる人は結構多いのです。とても参考になると思います。
先祖の導きがあったのですね。よほどメシヤ様に繋がるべき因縁があるのですね。今日は良い話が出ましたね。

【御教え】病患と医学の誤謬  明日の医術第二編  昭和十七年九月二十八日
『鼻の病気としては、蓄膿症、肥厚性鼻炎、鼻茸、無嗅覚等あるが、原因は何れも同一であって、鼻の両側に溜結した毒素及び後頭部特に延髄附近に溜結した毒素及び前頭部より前額部にかけて溜結せる毒素が、浄化作用によって鼻孔から鼻汁となって排泄せらるるのである。即ち、蓄膿症は、鼻の両側の皮下に於ける毒素の溜結が原因であって、これは指頭で圧すれば痛みがあり、この痛みの強弱によって、重軽の差が判るのである。これを放任しておけば、この毒結は溶解、鼻汁となって出て治癒するのであるが、医療は薬液で洗滌するから、耳垂の際の洗滌と同じく薬毒が浸潤、追増することになり、慢性になるのである。又、肥厚性鼻炎は鼻汁に含まれてゐる毒素が、粘膜を刺戟するので加答児を起し、微熱を生じ、小腫物、痛み、痒み、涸(カワ)き等の症状をおこすのであるが、これ等も気永に自然療法によれば治癒するのである。次に鼻茸は、私は医者でないから、手術をしたことがないのでよく判らないが、膿の固結したものではないかと惟ふ。兎に角私の治療によって鼻茸が発生しなくなるにみても、そうであると想ふのである。
 そうして、蓄膿でも鼻茸でも手術をするが手術によって一旦治癒したやうでも、遅きは二三年、速きは半年位で再発するので、此事実は真の治癒ではなく一時的効果に過ぎない事が判るのである。特に蓄膿症に於ては、鼻側に集溜する毒素を手術によって排除するが一時排除しても再び集溜するのである。故に完全に治癒させるには、集溜すべき毒素発生の根源を衝かなければならないが、医学ではそれが不可能の為、末梢的方法を執るのやむを得ない訳であらう。
 又、近来蓄膿の手術によってよく生命を失ふ事を聞くが之は如何なる訳であらうか。実に危険千万である。全く手術の過誤による事は勿論であるが、専門家に於ても大いに研究されん事を望むのである。
 次に無嗅覚の原因は、鼻の尖端に毒素溜結し、それが嗅覚神経への刺戟を遮断する為と後頭部下辺の凹所に毒素溜結の場合とある。そうして後者に於ては痳酔剤使用の結果又は瓦斯中毒等によって鼻孔から吸収したその毒素が、右の局所に溜結する為による事も稀にはある。そうして前者は非常に治り易く多くは二三回の治療で大抵は治癒するが、後者の場合は、相当日数を要するのである。』

○御尊影神々しく

(質問者)
御尊影が変わったとお聞きしましたがどのように変わったのでしょうか。
(先生)
手の筋までうっすらと見えるようになっています。疥癬の跡が残っていますので、今までの教団の御尊影はそれを隠すために綺麗に修正していたのです。それで前のも修正が少なく黒くなっているような御尊影ですが、今回はもっと御在世当時の御尊影をいただくことができましたので、まず支部から変えていこうということになったのです。
それで房がより鮮明になりましたね。左手を暈(ぼか)そうとして房まで暈(ぼか)さざるを得なかったのではないでしょうか。それで今回、暈(ぼか)していない御尊影が見つかりましたのでそれを譲っていただくことが出来たのです。
一間半以上ある支部の御神床にはそのサイズに合ったような大きさにさせていただきました。額に収める時に御尊影を拝してもやはり〝変えてよかったなあ″と実感いたします。
(質問者)
何年にお撮りになられたお写真でしょうか。
(先生)
詳細は不明確ですね。

○薬毒が多いと浄化も長引く、根気よく浄霊を!

(質問者)
『薬の重いのは足の方に下がる。』ということですが足の方に下がったのはやはり足を浄霊すれば良いでしょうか。
(先生)
足へ下がっているのでその患部と足の付け根と、そして、どこに使った薬が下がってきているのかを考えて浄霊してください。腎臓、肝臓もよく浄霊してください。そうすると
早く薬毒が排泄されます。
(質問者)
痺れる場合は足全体でしょうか。
(先生)
痺れている場合は痺れている場所に溜まっています。痺れているところをよく浄霊するのと足の付け根をよく浄霊してください。それから婦人科のところと腎臓と鼠径部をよく浄霊してください。今のうちにしっかり浄霊していけばこれからの人生は非常に良い人生になると思います。顔がふっくらとしてきましたね。血行は良さそうですよ。
(質問者)
手先がまだ冷たいのです。
(先生)
治療の期間が長かった場合相応に時間がかかると思います。一挙にとれると大浄化になっていきますのでね。ですから日常生活が出来る程度で痺れるくらいの毒素の流れ方ですので、痛まないだけ有難いと思ってね、日を送ってください。
(参加者)
ある人が下半身が冷たいのです。そういう人の浄霊の急所も同じでしょうか。
(先生)
おそらく腎臓が相当働きが弱っているのではないでしょうか。
(質問者)
正座とかは体を固めるので良くないのでしょうか。
(先生)
良くないことはないです。腎臓をよく浄霊すれば良いです。それであと歩いたりしているのかどうかが問題です。

○安全な栽培方法のお茶を飲もう

(質問者)
お茶の飲みすぎは良くないでしょうか。
(先生)
適度に飲めば問題ないです。あんまりお茶を飲み過ぎると今度は貧血症状で血液に影響が出てきます。ちょっと腎臓に負担がかかりすぎているかもしれませんね。
それから飲んでいるお茶自体が安全な栽培方法のお茶かどうかということです。そういうことを一度点検しておいたほうが良いですね。
自然栽培をしているお茶を探して飲んだほうが良いと思います。お茶は量を多く飲みますので変なお茶を飲んでいると腎臓に物凄く負担をかけてしまいます。
(質問者)
お茶と水ではどちらが・・・
(先生)
飲みたい時に飲みたいのを飲めば良いので、あまり神経質にならない方が良いです。
お茶を飲むにしろお茶の葉を吟味しておくということを心がけておけば良いと思います。
(質問者)
わかりました。
(先生)
それでは時間になりましたので、一旦終わらせていただきます。
(参加者)
ありがとうございました。