no.65 平成25年3月度
平成25年3月分
 
メシヤ講座三重 第65号
  
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(№145・平成25年2月分)
<御教え>
『文明の創造』科学篇 主なる病気(二)
 『肋膜炎と腹膜炎』
                           
(文創 昭和二十七年)
 本文は『文明の創造』168ページに記載されています。(『文明の
創造』購入方法を参照ください。また、研鑚資料『文明の創造 
二・下』では14ページです。)
(『文明の創造』購入方法を参照ください。
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◎『肋膜炎と腹膜炎』を拝読して
(先生)
今日拝読させていただいたところは『主なる病気(二)』というところですが、その前のページを開けて頂きますと、166ページの最後の行に、
『処がそればかりではない。肋膜炎も、腹膜炎も関節リョウマチも神経痛も婦人病も勿論(もちろん)そうであり、カリヱスも、肝臓病も、黄疸も、糖尿病も、胆嚢(たんのう)、腎臓、膀胱内の結石も、喘息も、中風も、小児痳痺(まひ)も、精神病もそうである。としたら実に腎臓萎縮を起さないやうにする事こそ、健康の第一条件である。以上の病気は順次説く事にするから、それを読めば尚(なお)よく判るであらう。』
とあります。
ここにメシヤ様が上げられた、最初の『肋膜炎と腹膜炎』を今回はこのように〝ご解説してくださっている″と、前回から繋いで読んでいただきたいと思います。
そうして〝腎臓が萎縮することによってこうした病気も引き起こして行くのだ″ということを、よくよく我々は念頭に置いておきませんと・・・、私たちの健康を維持するためには非常に大事なところですので・・・、そのような拝読の仕方をしていただきたいと思います。
それで我々の若い頃は肋膜ということはよく言われていましたが、今はあまり医者も言わないようですが、肋膜炎というのは背中が重くなって結核と間違えられるような、そういう症状が起きてきます。ですから〝結核になる前の症状″と昔は捉えていました。
今日このように拝読をさせていただきますと、改めて〝腎臓が大きな影響を与えているのだなあ″いうことを解らせていただけます。

◎メシヤ様を神習って『医学研究』を行おう
それと冒頭に、『肺を包んでゐる膜と膜との間に水が溜るので』というように書かれています。昭和27年当時メシヤ様がこのご論文をお書きになられた時に『肺を包む膜と膜の間に水が溜まる』ということを〝良くメシヤ様がご承知であられたなあ″と、拝読させていただきながら、感心させられました。神様がお書きになられた物を〝感心させられる″と言いますと非常に失礼な言い方になってしまうのですけれども、こういうところを拝読しておりますと、メシヤ様が今で言う家庭医学の本ですね、ああいうものをメシヤ様はほぼ暗記されるくらいまで研究しておられたと、そういうことを言われてはいましたが、〝なるほどそうだなあ″という感じがいたします。
ですから、私たちもメシヤ様を神習って一歩でも近づかせていただいて、大勢の方々をお救いできるような、そういう人間を目指していきたいと思います。

◎人間の体の神秘性

小腸には膿を吸収して下痢で排出させる働きもある。
それから、ここに『腹水等が溜まった場合は下痢などで出て行く』と仰ってっておられますけども、解りやすいのは盲腸炎です。盲腸を浄霊だけで治す時にはどのようにしますか。
盲腸は最初胃が痛いと錯覚するのです。胃が痛いように思い込むのですけどもダンダン痛みが下がってきて盲腸のところが痛むのです。だいたい下痢で治りますよね。
違う場合は軽い腸閉塞かもしれません。最初から下腹が痛ければ腸閉塞の疑いがありますね。盲腸の場合、背中の下辺りが痛くなって、それから下腹が痛み出して〝盲腸だなあ″とわかるのです。
それで酷い盲腸炎の場合はその盲腸が破裂をするのです。それで腹膜炎を起こしてきます。そういう時は、浄霊だけに頼っていますと、破裂して溜まった膿を腸が吸収して、そして、下痢になって出るのです。
ですから、小腸は栄養を吸収するだけではなくて腹膜に溜まった膿を逆に吸収して、そして、下痢で出すという働きもあるのです。このように、私たちの体というのは物凄く素晴らしいものなのです。
それで医者にかけてしまいますと、医者というのは体の神秘的な力ということよりも〝うやって処置していくか″ということを考えていきますので、本来の力を発揮させるという方向へ持っていかないがために、だんだんだんだん体を痛めつけていくということになってきます。
そこで浄霊をしっかりと頂いていますと自分の体で様々な対応をしていってくれますので、健康を回復することができるというわけです。
体の神秘性ということを考えていきますと、逆に今の時代の人間の体というのは神秘性がだんだん薄れて行っているということも言えます。

◎防腐剤漬けの人間の体は腐らない
例えば今、医者仲間で話題になっていることは、〝今の人間の遺体は腐らない″ということだそうです。
いつも消毒をしているでしょう。そして化膿止めを打っていますので、遺体が腐らないのだそうです。昔は〝どうしたら傷まないようにするか″ということでドライアイスを一杯詰めていました。今はそれほどしなくても腐らないのだそうです。それほど防腐剤が体の中に一杯入っているのです。それから今は食べ物の中にもたくさん使用されていますので、コンビニで水くらいしか買えるものがないほどです。
それほど現代人は〝防腐剤をいつも体の中に取り込んでしまっていますので、肉体自体がそのようになってしまっている″と、医者たちも話をしているそうです。
それから以前から話していますように脳神経外科が手術をする時に一番困るのが泡が出てくることだそうです。頭蓋骨のすぐ下にシャンプーが溜まってしまっていますので、開けて動かすと泡が出てくるそうです。これを吸引して取り除いてからメスを入れないといけないのでとても困るそうです。
それから羊水がシャンプー臭いというお話もいたしましたね。前々から言われていますように我々の体の中には化学物質がズーッと浸透していっていますので、それで『浄霊』をしても〝肉体が本来の力を発揮する″というところまではなり難い点が現代の食生活や住環境ではあります。
それでも、食べ物に気をつけて、住環境に気をつけて生活していますと『浄霊』がより効き易くなってきます。
このように、昭和27年当時と我々の生活環境が大きく変わっているということがありますが、『浄霊』をしていくと素晴らしいことが起きてきます。

◎『文明の創造』で本筋を学び『浄霊』の素晴らしい奇蹟を体験させていただこう
残念ながら本筋を外している団体ですと、浄霊の本来の力を少し狭くして取り次いでいるところがあります。そして、〝浄霊の素晴らしい奇蹟″が体験できないようなシステムになってしまっているところがありますので、非常にお気の毒なのです。
しかし、これから・・・この『文明の創造』を一項目ずつ拝読しつつ、およそ半分位まで皆さん勉強してきましたので、かなりメシヤ様からいただく〝智慧と力の凄さ″ということを学ばせていただきましたので・・・ 、これからの『御浄霊』は非常に楽しみなことになってくると思いますので、そうしたことを心に留めておいていただいて、今回の『肋膜炎と腹膜炎』という箇所を繰り返し繰り返し拝読していただきたいと思います。
最初にそういうことをお願いいたしまして、いつものように質疑応答に入りたいと思います。

◎御浄霊は、神様の力をいただくと想像を超えた御守護をいただける
(質問者)
腎臓萎縮に起因して腹膜炎が起こると思うのですが、腹膜の方が腎臓萎縮の影響が大きいと言えるのでしょうか。
(先生)
それは大きいですね。
ただ最近の御守護報告では、岡山支部の人で足が曲がらなかった人が、倉敷出張所の発会式の集団浄霊をいただいている間中、咳がズーッと出ていまして、それで座れるようになったのです。
ですから肺の方へ毒素が流れて行って、外へ排出したために腎臓の余剰尿が下っていたのが、その元が肺から排出したのでその人の場合良くなったのです。
ですから先ほど言いましたように御浄霊というのは、神様の力をいただくと我々の想像できないような御守護をいただけるのです。
咳で足が良くなるなんて普通は考えられないですよね。
(質問者)
ある人が心臓の不整脈で血栓ができたのですが、薬を止めたら足が浮腫んできまして、御浄霊を取り次ぐと余計苦しくなり喘息にもなりました。それで検査をすると肺に水が溜まっていました。それで腎臓と心臓と肺の関係性をよくわからなくて浄霊の仕方が悪かったのかなあ、と思いました。
(先生)
そう、悪かったですね。足をもっと腫らせると良かったですね。
(質問者)
腫れてきていたのです。
(先生)
だから腫れてきた時にもっと腫らさなくてはいけないよ。ウンと腫れるとそこへ全部下りてくるのでね、そして、溜まったのがそこからジワジワ外へ出ていけば良くなっていきます。
足が腫れてきますともうみんな恐くなってしまって、すぐ病院で処置してしまうのでダメなのです。もっとこれくらい(倍くらい)になるほど腫らしておくと良いです。見ると恐いですけどね。
だから肺に溜まりかけるから下へおろそうとして足を腫らしてくるのです。足に溜めるのが一番命に関わらないからです。肺に溜まってくると命に関わってきますからね。
(質問者)
それを止めてしまうと肺へ溜まってしまうのですね。
(先生)
そうです。そうすると医者的には水を抜かないといけなくなりますからね。
(質問者)
そうです。水を抜いて治ったのです。
(先生)
体的には下へおろした方が良いのです。

◎御高齢にも関わらず凄い浄化力
(先生)
他の支部でも御高齢の方が足を腫らしていまして、パンパースを足に巻いて寝ると、朝起きるとズシッとするくらい出ています。今膝くらいまで良くなっています。これが全部出し切ってしまえば完全復活するでしょう。そのように御守護をいただいてきております。
ですから高齢になっても浄化力たるや〝凄いものがあるなあ″感じました。良くなる経過で足を腫らしてくるわけです。上に溜まるのを防ぐためなのですから。下へ全部尿を下ろしてくるわけですから。それで足が腫れます。
昔から足の甲まで腫れると命に関わると言われていましたが、今回その甲まで腫れてしまいましたので責任者が慌てたのですが、今乗り越えていけています。

◎神様の恩恵
(先生)
メシヤ講座特選集にも出しましたが、松原会場の月次祭に参拝された方が、集団浄霊を終えたら十分おきにトイレに行かれるのです。それが馬のオシッコのように出たのだそうです。(笑い)
何も飲まないのに十分おきに出たのです。それでその月次祭の間に体型がスッキリ細くなったそうです。メシヤ教で浄霊をいただき始めて十何キロ痩せたのだそうです。
お腹に溜まっていた余剰尿を浄霊によって外へ出させていただくという、普通の人間の考えでは想像がつかないような神様の恩恵によって起きてくるということをシッカリ自覚していただきたいために、今回はこのように書かせていただきました。
【メシヤ講座・特選集(№145・平成25年2月分)より】
「今回の場合、大阪支部の前身である枚方支部が発足した際の神秘的な出来事が存在し、深刻な手術を寸前のところで免れた人がいて、関東の信者さんの体験記が掲載されたことがあり、そうした幾重にも打たれた『神界の深奥なる布石』の下に起きた現象があったからこそであります。一つとして無駄のない事象の積み重ねの上に今日があることを強く感じさせられるものです。」
(先生)
またある会場でネフローゼの方がいます。他の教団に所属していまして30年間薬を飲んでいないのですが、ネフローゼになってしまいました。
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Wikipedia 最終更新 2013年3月6日 (水)14:36 より
ネフローゼ症候群
ネフローゼ症候群(ネフローゼしょうこうぐん、英:Nephroticsyndrome)は、高度の蛋白尿により低蛋白血症を来す腎臓疾患群の総称。
低蛋白血症、高度な蛋白尿、浮腫(眼瞼や下肢)を主な症状とし、病理学的には糸球体基底膜の透過の亢進を一次的異常として認める。時に高脂血症(高コレステロール血症)も合併する。ネフローゼ症候群は元来病理学的な概念であり、腎炎=nephritisと異なり、炎症性の変化(炎症細胞浸潤など)がみられないものの総称として提唱された。若年層(特に幼少期では男子)に多く発症するが、30代の男女も発症例も多数報告されている。
症状
上記の主症状以外にも、強度の全身倦怠感、皮膚の蒼白化や無気力、食欲不振、腹水・胸水等をみる。タンパクを尿中に排泄してしまう濾過障害の原因は、主に、腎臓の糸球体にあり、この部位に何らかの原因で、透過性が亢進することによって、本症を惹起すると考えられている。主に、アルブミンなどの血中タンパクが排泄されるため、血中タンパクが減少し、血漿膠質浸透圧が低下する。このため、全身に浮腫を形成する傾向が現れる。また、尿中タンパクが増大するため、尿の浸透圧が増大し、尿細管における水の再吸収が抑制され、一過性に利尿傾向となる。なお、この遺失タンパク分を肝臓が補完しようとするため、肝臓が、アルブミンの合成を開始するが、同時にLDLのようなコレステロール運搬タンパクも合成してしまうため、本症のような腎臓疾患の罹患者では、高頻度に高脂血症の状態をみることがある。長期の利尿期間を経て、腎臓の病態が改善されず、高度に腎不全の状態を呈し始める時期には、乏尿となる。
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これはどういうことかと言いますと、食生活が間違っていたということなのです。
ここの団体の方では、過去〝コンビニで買った弁当でも浄霊をして食べれば大丈夫だ″という考えを持っていましたのでね。
しかし、メシヤ様は自然農法を提唱されたということは、農薬とか化学肥料の入ったものを「浄霊をして食べたら良い」とは仰っておられませんのでね。自然農法で育てた野菜を食べていけば健康を維持できる、という教えをお説きになっておられますので、それを実践しないといけないのです。
それから日本酒も吟味しないで醸造アルコールの入った酒を飲んでしまう。この醸造アルコールが入っていますと発酵を止めるという作用がありますので、そうすると体の中に入るとあらゆるものを止めてしまう作用が働いてくるのと、自然発酵をさせない成分が入っているわけですので、異物として体に大きく負担をかけてしまいます。
それからビールなどは今では安い第三のビールまで出てきていますが、添加物だらけのビールです。この添加物だらけのビールも飲んでしまいますと我々の体には大きく負担をかけてしまいますので、ビールの好きな人はきちんとした醸造方法で作ったビールを飲んでいかないと体に大きな負担となります。
(先生)
それから本部の蛇対策のために私も煙草を吹かしてみたのですが、今のタバコは本来の味ではないですね。全く違ってしまっています。それで添加物の入ってないのを取り寄せて吸殻作りをしようかなと思っているところです。
今の世の中は添加物だらけですね。我々の体はそういうものに汚染される可能性があるために、大きな障害とかが起きてくるということになります。そういう話を勉強会場で話をさせていただきましたら、「私たちはメシヤ様の信者として恥ずかしい信仰生活をしていた」と気づいてくれていました。

◎思わされたらすぐに動くという姿勢を持つ
(先生)
この勉強会が始まるきっかけとなったのは、信者さんの友達で一度だけ3年ほど前に勉強会に参加された方が蓄膿を患い、緊急を要するのですぐ手術をするよう医者に言われたのですが、手術だけは金輪際したくないということで、信者さんに寸前のところで連絡をしてきたのです。それで支部へ案内をされて浄霊をいただくようになりましたら洟が出るようになりましたのでこれで排泄作用が続いていけば良いだろうということで、まあ寸前で手術を回避できたわけです。
その人が導いた人達が今勉強会に来ているわけです。
ですから、メシヤ様は、神界でいろいろと手を打ってくださっておられますので、私たちはその手に乗って御神業を進めていけば良いのだ、と受け止めて、あまり方策とか方針とか考えないで、思わされたらすぐに動くという姿勢を持っていただけたら良いのではないかと思います。
思わされるということは〝気になる″ということです。
あの人どうしてるかなと思ったらすぐに電話するとか、訪ねて行ってみるとか。そういうことをしていけば救われる人が増えていくのです。

◎『遊行観音』の振る舞いの如く
一番大事なことは『我はあって出さない』こと
(質問者)
「御神業は『遊行観音』の振る舞いの如く」ということをお聞きし、今までとてもそんな無理だと思っていましたが、最近は自我をあまり出さないように心がけています。
それで布教三訓の『メシヤ様と共同作業をさせていただく』ということが出来ていければ良いなあと思います。
http://mesiyamie.web.fc2.com/CCP042.html
「布教三訓」「るナ三訓」を極めてゆくと、御神業は『遊行観音』の振る舞いの如くである、ということが肚に落ち、肩の力が抜けてゆく。そして、御神業は楽しくて仕方ないものとなる。
(先生)
一番大事なことは『我はあって出さない』ことです。我はないといけないのでね。自分の考え方をあまり前面に出さないことです。
【御教え】
『我を去れ(救五十号 昭和二十五年二月十八日)』
凡そ人間生活上、我程恐ろしいものはあるまい、霊界の修業は我をとる事が第一義とされてゐるにみても知らるるのである、私は以前大本教信者の時お筆先の中に斯ういう一節があった、「神でさえ、我でしくじりたのであるから、我程怖いものはないぞよ」とあり又「我がなくてはならず我があってはならず、我があって我を出さないのがよいのであるぞよ」とあり、此意味たるや実に簡単にして我の実体を道破してゐるには感銘に堪えなかったのである、それによって私も大いに反省した事は勿論である。
又お筆先に、人間は「素直が一等であるぞよ」との言葉も、実に至言と思った、というのは、今日まで私の言う事を素直に聞いた人は洵に順調に行き失敗はないが、我の強い為なかなかそうはゆかない人もある、その為よく失敗するのをみるのは、実に辛いものである。右の如く我を出さない事と、素直にする事と、嘘をつかない事が先づ信仰の妙諦である。

(質問者)
すぐ忘れてしまいますので。
(先生)
忘れないようにしてください。
「忘れてしまいますので」と言っていますと、もう「忘れたい」と言っているのと同じになってしまいます。
(質問者)
はい。忘れないで『我を出さない』ようにします。
(質問者)
息子の仕事が漸く決まりました。期間工ですので2年少しの期間となります。
(先生)
一所懸命やっていけば変化する可能性(期間工から本採用になるという意味)もあるのでね。
(質問者)
今は慣れない仕事なので筋肉痛のようです。
(先生)
まあ若いからね。すぐ治ってくるから。
(参加者)
今朝はお供えの自然農法のお野菜を届けてくれました。
(質問者)
以前の職場より職場環境は良いようです。
(先生)
前の職場は皆が神経を使う職場でしたからね。
単純作業の方が人間関係のギクシャクしたところは少ないでしょう。

◎浄霊卓球
(質問者)
汗になって排出されるのはよく聞くのですが、先ほどの足の浮腫のお話は凄いと思いました。これが、メシヤ様の教えられる治癒力の証(あかし)なのでしょうか。
(先生)
そうです。膝に水が溜まったりすると医者はすぐに抜いてしまいます。しかし、溜めていた方が痛くないわけです。
(質問者)
ああ、卓球仲間も良く言っています。
「膝に水が溜まるので抜いてもらった」と、それで「痛かったの?」と聞きますと、「いや、痛くなかったけど抜いてもらった」と。それで抜いてもらった方が痛いようです。
(先生)
抜くと擦れるから痛いのです水を溜めてそのあいだに修復するわけですから。抜いてしまうと痛いのです。
(質問者)
ヒアルロン酸は水とは違うのですか
(先生)
違うけども、ヒアルロン酸は自分で作り出すわけだから。溜めている間に自分で作り出して修復して修復されたら水が抜けてくるのです。
それを待っておけば良いのです。ですがこの期間が長いのです。それで見た目も腫れているのですぐ医者に行って抜いてしまうのです。溜めておけば楽に良くなっていきます。
一番わかりやすいのは手を切ったときリバーテープで布を貼って水につければ直ぐに治るでしょう。皮膚が切れたときは水につければ治るわけです。
昔はあのようなものがなかったので、空気にさらされていたから治りが悪かったのです。今は消毒していない布付とか増えてきていますので、それを巻いて水につければすぐに引っ付いてしまうでしょう。水の力というのは凄いわけです。
水も繰り返し繰り返し抜いていると膿になっていくと今回の御教えに書かれていますので、最初の水はね、修復用の水もあるわけです。
それをみんな悪いものと決め付けるからお年寄りの人は痛い目に合わされるわけです。○○さんは、良い研究材料だと思ってください。

【御教え】
『医療は穿孔(せんこう)して水を除(と)るが、此(この)方法は割合奏効する事もある。然(しか)し之も癖になり、慢性となり易いが、そうなると水が膿化し化膿性肋膜炎に転化する。』

(先生)
医者にかかって水を抜かないで、ラジオ体操をすれば良いですね。そうすればいろんなことが矯正されてきますから。
(質問者)
そうなのですか
(先生)
あの体操を一通りやってごらん。お年を召している人はクタクタになりますよ。
(参加者)
その卓球仲間には浄霊はお取次ぎできないのでしょうか。
(質問者)
それがねえ。難しくて。どういうふうに切り出したら良いのかと。ここで教えていただいたことを話し出すと引かれてしまいます。
他の話題の宗教とかと勘違いされてしまいます。こういう資料を読んでいただくのが良いのでしょうか。
(先生)
だからあなたが勘違いをされなければ良いわけです。「私元気でしょう」ってね。
(質問者)
それはこの前風邪をひいた時も家で休んでいて病院に行かずに治りましたので、仲間に質問されます。「病院行かずに治す方法もあるのよ」と言っています。
(先生)
その時は、相手はその方法を教えて欲しいわけです。
「今度良い所へ行ってみる?」と言って案内してくれば良いのです。それで「折角来られたのですから御浄霊をいただいてください。」と安子さんに取り次げばよいわけです。
(質問者)
御浄霊ということがどういうことなのかメシヤ様との関係を、キッチリ話をするには勉強不足で・・・。
(先生)
それはあなたが考えることではなくて、先方が〝そんな良いものだったら御浄霊をいただいてみようか″と思えば、してあげれば良いし、思わなければ「それじゃあまたの機会にね」と流していけば良いのです。
その時には自分ができるようなら自分でするし、もし安子さんにしていただいた方が良ければそのように取り次いでゆきますと浄霊を受けやすいのかもしれません。
(質問者)
支部の御神前にご案内させていただくのが私は最善だと思います。
(先生)
ですから気軽にやらないといけませんね。
(質問者)
考えすぎるからいけないのですね。
(参加者)
そうですよ。〝手かざし研究会″の人たちは神様のことを考えずとも、浄霊をしていますよ。「手を翳せば治りますよ」ということだけで難しく考えていないと思います。
(先生)
あなたは慎重になり過ぎているのですよ。
(参加者)
他の方でも同じように悩まれていました。
(質問者)
高齢者ですと大変な浄化をいただかれる方もおられるでしょうから。
その人にあったような御浄化をいただけるという御教えもあるので、それはそれで良いのだと。
(先生)
そういうことを知らないということは相手の方がお気の毒ですから。
〝お気の毒だから教えてあげる″という気持ちでいかないといけません。それで楽しまないといけません。そういう話をするのをね。
メシヤ様は『御神業というのは道楽だ』と仰っておられますので、卓球するつもりでこうやって玉を打つ手を翳したらどうでしょう。(一同大笑い)
それくらいのつもりで浄霊ということをやってみないと、こちらが構えると相手も構えるから。「これは良いことなのよ」とスっと手をあげるくらいにね。
それで膝の水を抜いた人は膝の上よりも裏の方が悪いからね。
「私たちはこういう場合膝の裏を浄霊するのよ」と言って上を押さえて膝の裏を浄霊してあげてください。そうすれば相手の体が変化していきますので、そういうことを気楽にやってください。
さっきの〝我を出さない″ということは今言ったようなことでもあるのですよ。
『我と執着』の場合のあなたの場合は〝心配執着″です。
〝きっちり説明しなければいけないなあ″とそれから浄化を乗り越えるときに、〝乗り越えさせることが出来るかどうかが心配だ″とか、〝私の責任になるかもしれない。″というところまで心配していくと、もう何もできなくなりますから。
そうした心配執着も外してラケットを振るようなつもりで掌を振って見てください。
そして、全ては〝ダメもと″でやってください。ダメで良いのだと。〝良ければラッキーなんだ″とそういう軽い気持ちで取り組んでください。
楽しんでいかないとね。「痛い、痛い」と言っている人が良くなったらこんなに楽しいことはないですよ。

◎フィルタをかけずに脳を活性化させよう
(質問者)
今の人の判断力がないというのは脳をほとんど使っていないからでしょうか。働いていない脳の部分が働いてくることがあるのでしょうか。
(先生)
あります。
(質問者)
それは浄霊をいただいてキチッと・・・
(先生)
いや、頭を使わないとダメよ。今日話しを聞いたでしょう。〝心配をして、なかなか思うように浄霊の話ができない″―それを切り替えないといけません。
〝今日は良い話を聞いたから、それじゃあラケットのつもりで浄霊をしてみよう″と。そう思った瞬間に頭が動き出すのです。
脳科学の世界でもあるわけですが、さっき「難しいですねー」と言ったでしょう。そうすると、その瞬間に脳にフィルタがかかるわけです。それでその部分が動かなくなります。自分で自分の脳を働かないようにしている最大の理由なのです。
それが〝ようしじゃあ、その意気でやらせていただこう″と思った瞬間にフィルタが外れて脳が動き始めるのです。そうするとそこで知恵が出てくるのです。知恵が出てくるということは脳が活性化しているということです。
ですから、そのように〝よっしゃあ″と思ってください。
朝起きる時に〝よし″と思って起きると一日が違ってきますよ。
(質問者)
そのようにすれば痴呆も起こりませんか。
(先生)
起こりません。
(質問者)
もう忘れっぽくて。
(先生)
嫌なことを全部覚えていたら精神病になってしまいます。忘れるから精神病にならないわけです。
一晩寝てね、翌日スッキリして起きれるから精神病にならないわけです。
大体一所懸命勉強した人でも頭の二十分の一しか使っていません。ほとんどの人は95%は使わずに死んでしまうのです。ノーベル賞をとる人で十分の一だそうです。あとの人はほとんど使わずに死ぬわけですので勿体無いことです。
こんな勿体無い人生は嫌ですね、せめて十分の二とか三とか使わないとね。
(質問者)
ノーベル賞が二回も三回もとれますね。

◎遊行観音様の境地
(先生)
そのためには『岡田茂吉全集』を読破して、人生の中で如何なるところでも発揮するということをしていきますと、十分の二とか使えます。
これからでもまだ大丈夫ですよ。あなたの年でしたら。
(質問者)
先生は私を、幾つだと思っておいでですか。
(先生)
120歳まではまだまだあるでしょう。
(質問者)
それはあります。
(先生)
そんなにまだ頭を使う時間があるのだ、と考えてフィルタを取っていくようにしてください。
これが、さっき出ていた遊行観音の境地なのです。
(質問者)
ゆぎょう?
(先生)
遊んで行うです。(湯行)温泉に入って行うではありません。(笑い)

◎霊視報告について
(質問者)
霊視報告は○○さんの受け止め方を書いたのですね。
(先生)
そうです。霊視体験された方の受け止めたままです。
(質問者)
箱というのはやはり館(やかた)ではないでしょうか。
それで流線形というのは御浄霊の光でもあり、それぞれの信者さんでもあると思います。
それが放射状になって『神光堂に満ちる』充満する。そして形を変えるというのは広がって行くということだと私は受け止めさせていただきました。
20-4月メシヤ講座・三重より抜粋
さきほど楳木先生から御浄霊を頂きました。「御浄霊の光はみなさんの体に充満しその体から光が溢れ出す。そうして部屋全体に光が充満し今度は家から壁を越え隣の家へ地域へ溢れ出すそうです。だから参拝されている人数が多いほど光が充満するのが早いのです。」と11月のメシヤ講座で学ばせて頂きました。「神光満堂」入口に掲げさせていただいた御書の文字のとおり部屋一杯に光が充満していることと思います。

(先生)
おそらくそういうことだとは思いますが、私が全部書いてしまうわけにも行きませんので。今回はみんなにいろいろ感じていただこうと思いました。
(質問者)
前の霊視体験は1年前ですか。
(先生)
4年前ですね。(№97・平成21年2月分)
(質問者)
あの霊視体験と続いているのですね。きっと。あの時は『後ろ手に縛られた人が解き放たれた。』『パイプから大量のものが吹き出している様子』でした。
<支部責任者考証>
節分祭、立春祭のことですので『お詫び』ということと深く関わっているように思えます。パイプということは幹である「世界救世(きゅうせい)教」でもあると思うのです。そして〝後ろ手に縛られ″ということは後ろ手に縛られていると手を翳せません。諸々の柵(しがらみ)で手を縛り付け自由に御神業のできる状態ではなかった。
それが解き放たれて「世界救世(きゅうせい)教」から大量の人材が外へ求めて活動を始める。という示唆でもあったように思います。
それで今回の霊視で白金色ということが出ていましたが、白金は安定しており触媒として多方面に使われています。触媒というのは、〝それ自身は変化しないまま、接触する周りの物質の化学反応を促進あるいは抑制する物質。″を言います。英語でcatalystカタリストといい、 ・促進の働きをするもの ・きっかけ、触媒の働きをする人 という意味があります。
すると〝浄霊によって浄化作用を促進する人、そのきっかけの働きをする人″ということになります。
〝最前列の支部代表者の方々の背中がひときわ白金色に包まれていた。″ということですので、〝浄霊によって浄化作用を促進しメシヤ様と周囲の人との触媒としての御用があるのだ″と受け止めさせていただきました。
最後に金環日食が見えた。ということですので、太陽・月・地球の中心が一直線に並ぶのが金環日食ですので、日月地が順序よく整然と『主の字』のように正しい順序で、政治でも、経済でも、教育、宗教でも、一家庭でも、一切万事此形にしていかなければいけない、ということではないでしょうか。
【御教え】
『主の字(昭和二十五年一月三十日)』
私は常に、順序を正しくせよと言うが、此順序をタッタ一字で表わしたのが、「主」の字である。今此主の字を解剖してみよう。
上中下の横棒三本は天地人、日月地、五六七、神幽現という意味で、それを経の棒が貫き、一番上にゝが乗っている、之が正しい順序で、政治でも、経済でも、教育宗教でも、一家庭でも、一切万事此形でゆかなければならないのである。処が、今日まで凡ゆるものは、大抵経緯が別々で、その最も大きなものは、経の東洋思想と、緯の西洋とで、離れ放れであった。処が愈よ時節到来、十字に結ぶ事になったのである。即ち主の字の真中が十の字であり、上下の横棒は天と地である、つまり人間界は天地の中間であるから、人間界が十字に結ばるという訳である。之が地上天国の実相で、即ち十字の形の神の世界である。神という言葉もその意味である。カとは火、ミとは水で、火は経に燃え、水は緯に流れる。之が結んでカミというのである。神御産霊、高御産霊という通り、神の御働きは結びである。又仏はホトケであり、ホドケル言霊であるから、ホドケている世界を、神が結ぶというのが、今や来らんとする大転換である。キリスト教徒が胸に描く十字架もそれの暗示であり、仏教の卍も同様の意味で只だ「仏教の卍は、十の字の一つ一つが枉っている。之は十の字に結ばると共に廻転が始まる。」という訳である。以上の意味によって一切は三段階でなければうまくゆかない。上下を真中の十でしっかり結んで、上下の棒を支えている、という事は、中産階級が上層と下層階級を調和させる役という意味にもなる。そうして一番上に首脳者が座って主宰するのであるから、主の形にすれば、何事も破綻なくうまくゆくのである。政治でも、会社経営でも、団体運営でも、理屈は同じで、吾等が常に唱うるミロクの世の姿である。  

◎どうしたらメシヤ様にお繋ぎできるかを常に考える
(質問者)
『この花姫は二色あり、兄花姫と木花咲爺姫である。』と御教えにありますが、二柱ということでしょうか。
(先生)
『コノハナサクヤ姫』という神様は1柱なのですが、要するに働きによって出てくるのです。
(質問者)
木花咲爺姫はお釈迦様で・・・
(先生)
だから、神様の〝働き″名前なのです。名前が変わると〝働き″が変わってくるということなのです。一番根本は『梅の花』なのです。
(質問者)
ウーン 『兄の花』ですか。
(先生)
『兄の花』です。同じですが千変万化していくわけですので。神様というのはね。
富士山にお鎮まりになっておられる神様は1柱なのですから。
(質問者)
それが変わって出てくるわけですか。
(先生)
それが化身して出てこられるのです。
『国常立之尊様』は芦別岳にお隠れになられた時に『艮之金神様』になられたでしょう。
1柱なのですけどもお参りする人によっては『国常立之尊様』と尊称される人も『艮之金神様』と尊称される方もおられるわけです。ですから対象は本来ひとつなのです。1柱なのです。
(質問者)
それでは琵琶湖に金龍神がお隠れになられたのはどういうことでしょうか。
(先生)
それは分身なわけです。そして、その本体は伊都能売神皇です。兄花咲爺姫ではないわけです。
伊都能売神皇が分身して富士山では兄花咲爺姫になられて琵琶湖には金龍としてお鎮まりになられたのです。
(質問者)
『国常立之尊様』と『伊都能売神皇』様は違うのですよね。
(先生)
違います。
(質問者)
『天照大御神様』と『主之大御神様』は?
(先生)
ちがう。
(質問者)
『天照大御神様』はご自分からお隠れになられて・・あ、殺されたのですね。
(先生)
ですから、天皇様、皇后様と言ったほうがわかりやすい。天皇様は殺されて、皇后様はお隠れになられた。
(質問者)
ある人から質問を受けたのでお聞きしました。
(先生)
だからメシヤ様は『そんなに神様を解剖してどうするのだ』と仰っておられるでしょう。そういうことは御教えに求めて、あとはどうやったらメシヤ様に繋いでいくかということを考えてください。
(質問者)
『ミクラタナの神様』がお入りになられた時にメシヤ様になられたのでしょうか。御浄化になられてから御神格が上がられたのでしょうか。
(先生)
それが解ってどうするのかということです。
昭和25年にもう『メシヤ様』になられたのです。御神格が上がられたのです。ですが弟子たちがわからなかったので、メシヤ様は御浄化に入られてその中で形を示さないと、弟子たちがわからなかったのです。『世界救世(メシヤ)教教義』をつくってもわかっていなかったでしょう。
(質問者)
それで髪の毛が黒くなられたり、手に世界を治める筋が現れたりして型を示されたのですね。
(先生)
それでもメシヤ様の御神格をわからない状態が続いたのでもう『メシヤ様』とお唱えしなくなりました。
ですから『ミクラタナの神様』がお宿りになられた時にメシヤ様になられたのです。わからない人たちに何度か話されているので誤解をしてはいけません。
そうしないと『世界救世(メシヤ)教』を創る必要がないでしょう。〝善悪を立て分けていく″ということに立ち上がったわけですから。それでメシヤ様が教主に立ち上がったわけですから。そういうことがわからないのでみんな悪にやられてきているわけです。
立て分けるメシヤ様にみんな縋っていかないと悪の方にドンドンドンドン引き摺り込まれていくでしょう。薬を飲ませてしまっているのは悪そのものになってしまっているということです。
そういうことに繋いでいかないと、あの時点はどうだったのか、ということばかりに囚われているといけないわけです。
(質問者)
私の理解が間違っていたのかなあ、と思っていました。
(先生)
理解が間違っているのではなくて、自分の中に構成しているものが間違っていたのです。
それで、それがいつもグラグラ崩れるからダメなのです。一度構築したら、構築したものを更に積み上げていくようにしなくては自分の中の思想体系が崩れていってしまいます。
(質問者)
御教えを全部は読んでいませんのでわからないのかなあ、と思っていました。
(先生)
わからないかなあ、と思ったら読み続ければ良いのです。2年あればゆっくり読んでも読み終えますよ。ですから自分の読み方が足りないのだ、ということを反省しないといけません。
(質問者)
富士山は久須志(くすし)神社ですね。玖珠に関係がありますね。
(先生)
不思議な名前がついていますね。
(質問者)
それでもクスにリが付いてしまうとクスリになってしまいますね。付かないようにしないといけませんね。
(先生)
そうだね。付かないようにしないといけないね。
(先生)
それでは時間になりましたので、一旦終わらせていただきます。
(参加者)
ありがとうございました。